14.光るビー玉 ページ21
「いや、横で寝るのはちょっと！」
私いま絶対顔真っ赤だ恥ずかしい
荒『な〜んだ、なんでもっていうのは嘘なのか〜〜』
荒牧くんがあからさまにしょぼんとする。
いやいやいや、
熱出てる荒牧くん鬼か！！！
こんなことバレたらファン(主に愛佳)に殺されるわ！笑
荒『Aちゃん。俺寒い』
え！！また熱上がってきたのかな？
「しんどいならちゃんと寝てなきゃダメだよ！ほら、とりあえず布団ちゃんと被ろ？」
荒『うん…』
私は荒牧くんに布団をかけてあげる。
が、
グイッ！
「えっ！？」
いつのまにか私の視界はぐるりと反転して目の前には荒牧くんの顔があった。
荒『へっへっ〜Aちゃん確保〜〜』
「っ！///」
どうやら私は荒牧くんの罠にまんまと引っかかってしまったようだ。
「ちょっと荒牧くん！？！///」
荒『ばたばたしないの〜！暴れたらベッドから落ちちゃうでしょ？？』
荒牧くんが私を抱きしめてる…
無理…無理無理無理。
恥ずかしくて死にそう///
荒『よぉ〜し！それじゃあ約束守ってくれたお礼に良いこと教えてあげるね〜』
その前に離してぇぇぇ〜〜！！
私がそんなことを言う前に私の耳に荒牧くんの顔がぐっと近付く。
荒『Aちゃん、俺と一緒に逃げよっか』
「…え？」
いきなり低くなった声に全身がビクっとする。
荒牧くん何言ってるの？
荒『嫌だ？？』
「い、いきなりどうしたの？？逃げるってどこへ？？あっ！やっぱり熱上がってるんじゃ！」
荒『熱は下がってるよ？』
荒牧くんが私の手を取りそのままおでこへと乗せる
荒『ね？』
「う、うん」
確かにそこはそんなに熱くなかった
荒『Aちゃん…』
荒牧くんはまた私を抱きしめる
「っ///」
もう私の頭は恥ずかしさでパンク寸前だ
「は、離して！///」
荒『やだ』
「っ、」
荒『Aちゃん…俺の側から離れないで…』
「わ、わかった！離れないから！///」
荒『ほんとに？？』
荒牧くんの目が不安そうに私を見つめる
うぅ…そんな目で見つめないで…断れなくなる
「ほんとほんと！」
これだからイケメンは…
荒『絶対離れたらダメだからね？絶対だよ？きたむーなんかに騙されちゃダメだからね！』
…ん？？
どうして諒くんの名前が上がるの？
騙されるって？？
私がそんなことを聞こうとする前に、彼は深い眠りに落ちていた。
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絢(プロフ) - はじめまして！絢といいます。はじめてちょこちっぷ。さんの投稿を見させていただきました。内容もめっちゃ好きだし、私は荒牧くんと北村くんを推しているので凄く嬉しいです！よろしければですがTwitterの垢、繋がらせていただきたいです！ (2019年2月3日 16時) (
レス) id: 9cd356a05d (このIDを非表示/違反報告)
ちょこちっぷ。(プロフ) - えだまめさん» えだまめ様、応援ありがとうございます！そのように言っていただいてとても嬉しいです(泣)はい！頑張ります！これからも応援よろしくお願いします！ (2018年1月3日 14時) (レス) id: 39520b162a (このIDを非表示/違反報告)
えだまめ - とっても面白いです！更新、大変だとは思うんですが頑張っください！応援してます！ (2018年1月1日 14時) (レス) id: 4376f8040a (このIDを非表示/違反報告)
ちょこちっぷ。(プロフ) - 憂さん» いえいえ！全然大丈夫ですよ！こちらこそありがとうございます。フォローさせていただきます！ (2017年12月19日 9時) (レス) id: 39520b162a (このIDを非表示/違反報告)
憂 - めっちゃ見るのが遅くなりました、すいません、ありがとうございます。自分は@rui_mi_keyで初瀬 於荼って名前です！ (2017年12月18日 23時) (レス) id: bb81706667 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちょこちっぷ。 | 作成日時：2017年3月17日 15時
