１０話 ページ11
Aside
悔しい…。今度こそE組に行けると思ったのに…。
理「…！Aさん…。」
ガタッ
理事長が立ち上がって泣いてる私に近づいてきた…。
そして震える私の体に触れようとした。
『……触んないで！！……もういいです。失礼しましたっ…。』
ピシャッ
理「……。」
あーあ。
あの後急いで鞄を教室に取りに行って校門に向かった。
私は絶対にE組に行けないんだ…。
もう無理なのかな……。
全部全部理事長の思い通り。
浅野くんもひどいよ…。
業「あっ、A〜。」
トボトボ帰ろうとしてたらお兄ちゃんが校門の前に居た。
待ってたのかな？
やだな。泣いてんのバレちゃう！
業「遅かったね〜。どう？上手くいった……って、え！？なんで泣いてんの！？」
どうやら私が泣いてんのに気付いたみたい。
私が泣くなんて滅多にないから驚いてるよ。
『…お兄ちゃぁん……私、い、E組…に…行け、ないよぉ……うっ、ひぐ……。』
業「…！」
こらえても溢れる涙。
『く、悔し…い…よぉ…。』
業「………頑張ったねA。悔しいよね。…だけど……今は泣いていいよ？好きなだけ泣きなよ。」
そう言ってお兄ちゃんは私を抱きしめてくれた。
『…う、うわああぁぁぁぁん…。』
私はしばらくお兄ちゃんの腕の中で泣いた。
お兄ちゃんは何も言わずに頭を優しく撫でてくれた。
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想羅 - あの体大丈夫ですか？人のことなのにスミマセン！この小説大好きです！なのでこれからも体に気をつけて頑張ってください！m(_ _)m (2016年11月28日 20時) (
レス) id: 92d472cb76 (このIDを非表示/違反報告)
美霊(プロフ) - 音乃さん» はいっ！これからも頑張ってください♪ (2016年1月1日 15時) (レス) id: b9cf0bd3a7 (このIDを非表示/違反報告)
音乃(プロフ) - 美霊さん» 載せさせていただきました。イラストありがとうございました！！ (2016年1月1日 15時) (レス) id: e05f0520e3 (このIDを非表示/違反報告)
美霊(プロフ) - 音乃さん» 全然載せていいですよ！ 色無しできなかったんですか…でも色ありは見れて良かったです♪ (2015年12月30日 21時) (レス) id: b9cf0bd3a7 (このIDを非表示/違反報告)
音乃(プロフ) - 美霊さん» 色ありの方は見れたんですけど、色無しの方が何故か見れませんでした……！でも色ありの方は見れたんで！とっても可愛いイメ画ありがとうございます！！！すっごく上手くて可愛くて感動です。とりあえず色ありのを小説の方に載せていいですか？載せたいです！ (2015年12月30日 14時) (レス) id: e05f0520e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：音乃 | 作成日時：2015年11月3日 22時
