ざわざわ ページ10
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ジェシーSide
今日も8人で登校！
最近、学校の楽しさが倍増してるんだよねー！
いつも通り大騒ぎしながら教室に入ろうとすると、Aが誰かを見つけた模様
「蓮せんぱーい！」
「A、おはよ！」
だーれ？
めっちゃイケメンだし、爽やかで、俺達の周りに人だかりが出来始める
でも、知らない先輩だ…と思ったら
「目黒せんぱーい！俺もいるんですけどぉー」
と、先輩に擦り寄る慎太郎
すると、
「目黒せんぱい、久しぶりでーす！」
「今度、試合見に行きます！」
「先輩、朝に2年の教室って珍しいですね！」
俺以外のみんなは次々に話しかけ始める
どうやら俺だけが知らないみたい
＿＿＿と、
「ジェシー、よっ！」
『翔太先輩！』
3年のサッカー部の先輩の翔太先輩も隣にいた
「先輩、どうしてここに？」
「ん、めめが来たいって言ったから！」
「あ、そーなんですね！」
みんなと話し終えた目黒先輩が俺の方にくる
多分俺の後ろにいる樹と話したいんだろう
避けようとすると、
「ジェシー、だよね？」
え？
「しょっぴーと同じサッカー部、だっけ」
え？
「慎太郎達と中学の頃から仲良かったんだよね！」
E？
なんでこの人俺のことこんなに知ってるの？
『そうですけど、』
「昨日、廊下で見てAと慎太郎に聞いたんだ！」
『あ、なるほど』
ちらっと慎太郎を見ると、
いつにもなく心配そうな顔をしている
すると、Aが俺の視界に入る
「ジェシー、
彼は陸上部の目黒蓮先輩！
私と慎太郎が先輩と仲良いからみんなも仲良いって感じ」
よろしくお願いします、と頭を下げるとにこっと笑う先輩
とことんモテそう、
先輩の正体がわかったところで、俺がほっとした表情を見せてしまったのか、
そりゃジェシーでもいきなり知らない先輩から声をかけられたらビビるわ、と翔太先輩。
すると、目黒先輩が俺の耳に口を寄せる
「お互い頑張ろうぜ」
え？
なんのこと？
でも、思わず
『はい、』
と言ってしまった
目黒先輩はそのまま爽やかスマイルで行ってしまった
立ち尽くす俺にみんなが駆け寄る
「「「「「「「ジェシー！」」」」」」」
「何言われたーー？」
『ん、別にHAHA』
みんなは知らないほうがいいかも、
でも俺は何か知ってそうな慎太郎に相談することにした
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なにか - キュン死に…。ジェスくんヤバいっすね。作者さん、表現力すごい！ (2021年3月21日 22時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - きゅんきゅんしまくりです、！更新楽しみにしてます！ (2020年7月23日 18時) (レス) id: 41fb097b0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sho | 作成日時：2020年7月6日 17時
