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満天の星空 ページ49

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ジェシーSide



曲が終わった後、もう1分以上経ってるはずなのにまだ拍手は鳴りやむことがない



しかも、会場総立ちのスタンディングオベーション



「『ありがとうございました!』」



俺たちは降り注ぐような歓声の中、ステージを後にする



そして、そのままAの手を引いて、屋上へ駆け出す


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「ふふ、気持ちよかったねぇーー」



屋上の柵に体を預けてAは嬉しそうに言う



『最高の出来だった!』

「ほんとに!」



俺はゆっくり深呼吸をする



『星、本当に綺麗だね』

「月も綺麗だね、
もう私、死んでもいいぐらい幸せだなぁ」

『俺もすごく幸せだよ、



好きな人の傍に居られて』



Aが真っ赤に染まり上がる



『俺、初めて出会ったときに、Aに一目惚れしたんだ、



___好きです、ずっと俺の傍に居てくれますか』



この想いをすべて受け取ってくれますか



Aは恥ずかしそうに笑って、俺の眼を見つめる



「___私も、好き」



うぅ、恥ずかしっ、と小さくしゃがむA



もうそれだけで十分だった



全てが満たされた気がした



俺はAの華奢な体を包み込む



彼女の香りがふわっと広がって、愛しさが増す



『もう、離さないからねっHEHE』

「ふふ、離れたくないもん」



それは、今までで一番幸せな時間で



もう君が傍にいてくれるならそれだけでいいやって思えて



その時、俺のスマホの着信音が鳴り響く



『もしもし、』

「今どこーっ?
ねぇ、歌すんごく良かったって言いたかったのに!」



北斗だ



「ジェシー、Aー!
打ち上げ行こーよーっ」



電話の奥から聞こえる樹の声に2人で吹き出す



『分かったから、HAHAHA
すぐ行くから待ってて!』



電話を切ると



「んじゃあ行こっか!」



と、A



でも、もう少しだけ、時間ちょうだいね



俺は彼女の身体をもう一度引き寄せる



そして、優しく唇を重ねる



彼女の体温を感じて、ゆっくり顔を離すと



「っ、じぇしー、」



と、手で顔を隠すA



『HEHE、かーわいっ』

「もぅっ」



ぷぅっと頬を膨らませたAに少し不安になる



『やだった?』

「、んなわけないよ


好きだもん」



くっ、やられた、、HAHA



でもね、こうやってさ



これからも君との幸せな時間が永遠に続きますように



《FIN》

作者より→←▽



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設定タグ:SixTONES , 学園 , ジェシー   
作品ジャンル:ラブコメ
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なにか - キュン死に…。ジェスくんヤバいっすね。作者さん、表現力すごい! (2021年3月21日 22時) (レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - きゅんきゅんしまくりです、!更新楽しみにしてます! (2020年7月23日 18時) (レス) id: 41fb097b0e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sho | 作成日時:2020年7月6日 17時

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