一目惚れしました。〈SixTONES〉

夏の始まり ページ30

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ジェシーSide



あっという間に1学期は終わり



「待って！
現代文と古典補習だー」

『安心して、俺もだからHAHA』



隣で騒ぐのは、他教科は良い点数を取るのに国語だけ赤点をとって補習の招待状を受け取ったA



英語は俺とAは学年でトップなんだよ？



俺も国語は補習



まあいいや、夏休みも君といられるんだし



「誰か数学補習のやついない？」



樹が言うけど、みんなだんまり



「俺達は、補習なんてないもんね」

「「「「「ね！」」」」」

「絶交」

「え、許して」



こーちを始めとするみんなの煽りに拗ねたふりをするA



そして、俺の手を握る



「夏休みはジェシーがいるからいいし！」



わ、破壊力、



「あーあ、ジェシー茹でだこ笑」



真っ赤になった俺を見て大我が呟く



「てか、みんな夏休みの作業行くよね？」



と、北斗



俺達は夏休み明けに学園祭があって、準備を夏休みにする



ちなみに、俺たちのクラスはカフェを開く



「もち、俺ら学祭ガチ勢だし！」



と、慎太郎



俺ら8人はみんな学祭実行部に入ってるんだけど、



俺と希星ちゃんは企画部

慎太郎と大我は装飾部

北斗とAは運営部

樹とこーちは広報部



目黒先輩も運営部だからちょっと心配



でも俺決めた、もう凹まないって


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「あっつーい」

『せんせー、終わりにしましょー』



絶賛補習なう



クーラーもない暑い部屋で君と2人、あとおじいちゃん先生



俺らほどの点数をとった人はいなくて補習は2人だけ



2人っていいと思うじゃん？



それが逆にみっちりでしんどい、、



補習が終わって、みんなが待つ作業場へ



作業に取り掛かると、大我が話しかけてくる



「ジェシーとA、後夜祭で何歌うか決めたー？」

『候補は"点描の歌"、"夜空"、"泣き出しそうだよ"、"明日がくるなら"だよ』

「わ、私全部好き！」



と希星ちゃん



明日がくるならって、いい歌だけど切ないよね、とこーち



この2人で夜空って、シチュ的に真逆だけど絶対感動するね、と北斗



でも、俺は"夜空"に



好きすぎて辛くなる気持ちを重ねてしまう



*

「点描の歌」Mrs.GRREN APPLE/井上苑子
「夜空」miwa/ハジ→
「明日がくるなら」JUJU/JAY'ED
「泣き出しそうだよ」RADWIMPS/あいみょん


全部私が大好きな良い歌なのでお話を読みながらぜひ聞いてみてください！

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