出逢いと4月 ページ1
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ジェシーSide
今年もこの季節がやってきた
春
クラス替えだ＿＿＿＿＿＿
発表されている掲示板へ急ぐ
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中学の頃からずっと仲がいい友達が集まってくる
「お！ジェシー！一緒のクラスだよ！」
俺と同じくサッカー部の北斗が俺の肩に腕を回す
「おれも！」
と言ったこーちはサッカー部の副部長
「やった！」
俺の背中をバシッと叩いたのは陸上部の慎太郎
「よしっ、今年はジェシーも一緒！」
樹も俺と同じくサッカー部
「よーし、今日は遊ぶかぁ！」
大我は軽音部で、歌がうまいって評判
みんなで俺を取り囲んで大騒ぎ
『今年さいこーじゃん！HAHAHAHA』
去年は俺だけ違うクラスでへこみまくってたっけ
2年B組
男6人で馬鹿騒ぎしながら教室に入る
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教室に入るとまだ先生は来ていなくて、皆で俺の席に集まる
＿＿＿と
慎太郎が俺の隣の席の女子に声をかける
「お、A！一緒のクラスだ！」
「わ、慎ちゃん！
きょもに、ほく、じゅり、こーち！
みんな一緒のクラスってさいこーだね！」
どうやら俺以外のみんなとは仲がいいみたい
そしてA、と呼ばれた女子は俺の瞳を捉えた
A：「初めまして、だよね！
皆から名前聞いたことあると思う、
思い出すね、
んーっと…
ジェシーくんだ！」
くしゃっと笑う彼女は
キラキラしてて
無邪気で
可愛くて
何より俺の名前を覚えていてくれたことが凄く嬉しくて
心を一瞬で掴まれた
「ジェシーなにぼーっとしてんだよっ」
樹の一言で俺は現実に引き戻される
「お前顔真っ赤だぞ？熱ある？」
北斗が心配して俺の顔を覗き込む
『DAHAHA、だーいじょぶ！
名前覚えてくれててありがと！
よろしく！』
俺は手を差し出す
ふわっと握られた俺の手は華奢な手を捉えて体温をさらにぐっと上げる
そんな俺を見てにやにやしだすこーち
先生が来て、皆自分の席に戻りだす
こーちが俺の席から離れるときに耳元で囁く
「ジェシーにも春が来たなっ、
応援してるから」
…こーちには敵わないや
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shoです！
また新しくお話を書き始めました！
ゆるゆる更新していくので、お気にいり登録、評価もお願いします！
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なにか - キュン死に…。ジェスくんヤバいっすね。作者さん、表現力すごい！ (2021年3月21日 22時) (
レス) id: ee38c723d2 (このIDを非表示/違反報告)
るん(プロフ) - きゅんきゅんしまくりです、！更新楽しみにしてます！ (2020年7月23日 18時) (レス) id: 41fb097b0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sho | 作成日時：2020年7月6日 17時
