* ページ17
ラウールside
ぼくが、あの時もっと早く動いていれば、、、
救急車が走り去った後、マネージャーの車の中でわんわん泣いた。
阿「ラウは悪くないよ」
って言うけど、、、僕があの場所から動いていれば、、、
翔「泣くな」
「え、、、?」
翔「今苦しいのは佐久間でしょ。お前じゃない」
「グスッ、、うん、、」
.
.
.
舘「翔太」
翔「何?罪悪感でいっぱいのラウに、お前は悪くないよって言っても無駄。だったらそうだよ悪いんだよって肯定してあげた方が気持ち的に楽でしょ?」
深「なるほど、、」
こんな話を僕が寝ている間にしていたなんてことは知らずに病院に。
.
.
照「手術は上手く行ったけど、、、」
康「まだ、意識は、、、、」
酸素マスクをつけ、頭に包帯を巻いている佐久間君。
「佐久間君っ、、泣」
照「ラウ?外でる?」
「ううん、っいるっ、、泣」
誰も、何も話さず、、、ただただ佐久間君を見つめた。
深「そろそろ帰ろう。ラウ行くよ」
「っ、佐久間君!明日も来るからね!泣 がんばるんだよ!!泣」
そう言って家に帰った。
599人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しー | 作成日時:2020年10月19日 20時