おやすみSnowMan【病系短編】EP.６

スランプ・薬乱用　【黄】 ページ16

照side




朝、ベッドから体を起こし、体温計を取り出す。





ﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟﾋﾟｯ





37.3。微熱か…怠いと思って測ったらこのあり様。





解熱剤あったよな…





適量を水で流し込む。心なしか楽になったことを確認して仕事の準備をする。









　






　








　




　「あ、ごめんもう一回いい？」




今日はダンスの練習なんだけど、俺が間違ってばかり





休憩のときに熱測りに行ったけど、薬効いててちゃんと下がってたんだけどな





深「スランプじゃね？」





ってふっかは言うけど、今が大事な時期なのにスランプとか言ってらんない






翔「休憩入れね？」





翔太がそう言うから休憩にしてまた熱を測りに行く。






37.5





身体を動かしたからなのか、熱が上がった。






持っていた解熱剤をまた適量飲む。









　









　



部屋に戻ると、皆が荷物の用意。





なんでも、先輩方がここを使うみたい。





今日は練習終わりか。






皆で家に戻り、個人で過ごす。






俺は部屋で筋トレ。その前に下がったか確認すればしっかりと熱は下がっていた。






解熱剤ってこんなに効くんだ…







それからも何かと軽く熱が出たら解熱剤を飲むようになった。







でも、熱が出てない時にも欲しくなって、






解熱剤というより、俺の精神安定剤になっていた。





適量？そんなの足りない。





メンバーに隠れて部屋に籠ることが増えた。

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