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二十四話 ページ25

俺が来たことに気がついたのか、兄さんは素振りを止める。

A「兄さん、おはよう。」

斎藤「ああ。」

兄さんは、俺をちらっと見て頷いた。
まだ少し暗いのにすごいなと思いながら兄さんに近づいた。素振りをしてもあたらなさそうなところまで。

A「兄さん、起きるの早いね。いつ起きてんの?」

いつものように笑顔で話しかけた。

斎藤「いつも、寅の刻の正刻に起きている。」

A「は!?寅の刻!?」

あまりの早さに結構大きな声で言ってしまった。
兄さんは、おい。というような表情をした。

A「あ、ごめん。」

兄さんが本当に怒ってしまったら大変なのですぐに謝る。
すると、沖田さんも俺と同じ方から歩いてきた。

沖田「あれ?Aちゃんもう起きてたの?」

早いね。と彼は言う。

A「沖田さん、おはようございます。」

俺は、ペコッと頭を下げた。

沖田「うん。おはよう。」

沖田さんは、ニコッと笑った。

A「そういえば、朝餉は誰が作ってるんだろ。」

俺は、思ったことをそのまま口に出した。

斎藤「今日は、左之と新八だ。」

兄さんが、素振りをしながら言ってくる。

A「暇だし、手伝いに行ってもいい?」

兄さんに聞いたつもりだったが、沖田さんが答えた。

沖田「別にいいんじゃない?そろそろ作ってる頃だと思うし行ってみたら?」

そうします。と、俺は言って厨の方へ歩いていった。

ーー
一応のため補足です。
寅の刻とは、その時代の午前3時から午前5時の間になります。
正刻がありますが、それは、後の1時間になります。
ということで、一が起きた時間は午前4時になります。
知っていたかたは、そのままスルーしてて大丈夫です。
これで補足は終わります。
今回は、この辺りまでにしようと思います。
忘れていましたが、誤字脱字等ありましたら教えてください。
私も、数回読み直しますが見切れていない場合がありますのでよろしくお願いします。
ここまで読んでくださった方はありがとうございました。
では。

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設定タグ:薄桜鬼 , 斎藤一 , 逆ハー   
作品ジャンル:恋愛
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莝理亜(プロフ) - コメントありがとうございます!続編も楽しんで下さいね! (2018年12月24日 21時) (レス) id: ca0ec47182 (このIDを非表示/違反報告)
斎藤ようこちゃん(プロフ) - コメント失礼します。凄く良かったです。 (2018年12月24日 9時) (レス) id: aa472647a8 (このIDを非表示/違反報告)
莝理亜(プロフ) - コメントありがとうございます!更新する時間があまりありませんが、楽しんでいってください。更新、頑張りますね! (2018年6月23日 0時) (レス) id: ca0ec47182 (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白かったです!また楽しみにしてます、頑張ってください! (2018年6月20日 20時) (レス) id: 1a0123f488 (このIDを非表示/違反報告)
莝理亜(プロフ) - コメントありがとうござます!面白いなら良かったです!!!!続き頑張って書きますね!今週は、少し忙しいのであげられるかわかりませんが、忙しくなかったらだいたい三日であげる予定です!これからよよろしくお願いします。^ - ^ (2018年1月23日 16時) (レス) id: 9add19d2e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ざりあ | 作成日時:2018年1月10日 18時

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