１９２：最終日４ 〜ニノ〜 ページ35
「A？機嫌直して？」
あまりにAが可愛いくてイジメ過ぎたみたい(笑)
プイっとして拗ねたご様子。
「お嬢様？ご機嫌直していただけませんか？」
翔さんの真似をして言ってみる。
俺の方を向いて一瞬驚いた顔をしたけど、またプイっとして、
「…執事は翔さじゃないとイヤ。」
ってボソっと言った。
なんなの？それはないんじゃない？Aちゃん。
「A？お願い、機嫌直して？」
そう言って無理やり俺の方を向かせてキスをする。
「今日はもう意地悪しない？」
ん〜それは約束できないなぁ。
でも…、
「うん。Aちゃんが素直ならね？」
「素直？」
「そう。素直に『カズが欲しい』って言えたらね？」
「も〜。じゃ、今日はしない！」
え？！ちょっと待ってよ！
それは無理！絶対無理！！
「A？ごめんね？本当にごめんね？」
「じゃ、私のお願いきいてくれる？」
「うん。きくよ？何でもきくよ？」
「本当に？」
「うん。」
「…翔さんのサインが欲しい。」
…はい？
「ずっと欲しかったんだけど、言いづらくて…ダメ？あ、でも和くん、さっき何でもきくって言ったからいいよね？」
ってニコって笑って言うA。
その笑顔は可愛いけど…可愛いけどね！
も〜しょうがない。
背に腹は変えられない。
「わかりました。翔さんだけでいいの？」
「うん。嵐さん全員なんて贅沢だから。あ〜翔さんのサイン。嬉しいな〜。」
いや、Aちゃん？
ご飯一緒に食べたりしてるよね？そっちのが価値あると思うけど。
「ねぇ、和くん？のぼせそうだから出ていい？」
「はいはい。和くんが洗ってあげますよ？」
「え？！」
Aを膝から下ろして俺が先に上がる。
湯船の外からAの手を引っ張って立たせる。
「はい、おいで？」
そう言ってAを湯船から出して、俺の前に座らせる。
「んじゃ、まず頭からね？」
「え？！本当に和くんが洗うの？」
「うん。」
Aの頭にシャワーをかけて湿らせていく。
シャンプーをつけて優しくマッサージしながら泡立てる。
「ふふ。和くん？気持ちいい。」
おいおい、Aちゃん？
そのセリフは…ねぇ？
シャンプーを流してトリートメントしている間に、スポンジを泡立て身体を洗おうとしたら、
「和くん、身体はいいよ？」
って言うAを無視して洗い始める。
※甘いお時間へ・・。
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しおなな(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！フラグ作品は今本当に悩んでて・・。書きたいような、でも私に書ききれるかどうか・・。もし別に作るときはお知らせさせて頂きますね。 (2013年3月17日 16時) (
レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
なお - この作品大好きです♪フラグつきぜひ読みたいです(//∇//) (2013年3月17日 14時) (レス) id: eee334db08 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 虹。さん» お二人共お若いんですね！おばちゃんびっくりです(笑) (2013年3月17日 11時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
虹。 - ゆりあさん» わたしもです。 (2013年3月17日 10時) (レス) id: 0d50aebee8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ - 実は私も15歳以下ですｗ (2013年3月17日 10時) (レス) id: 89a5f54d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年3月9日 19時
