１７４：あの時 ページ17
雅「会いたくないって…。」
「私の事信じてくれてない人とは一緒にはいられない。そうでしょ？まぁくん。」
雅「『信じてくれてない』って…どゆ事？」
今日の出来事を掻い摘んで話す。
「『翔さんのがいいんじゃない』って言われちゃった…。」
自嘲的に言って…自分で言って涙が出る。
智「わかった。んじゃ今日はオイラんちおいで？」
雅「リーダー？！それはマズイよ！」
智「なんで？」
雅「なんでって…。」
智「だってニノはAちゃん、翔くんにあげるんでしょ？今は翔くんいないし、オイラでもいいじゃん。」
雅「でもニノ必死に探してて…。」
智「探させとけばいいじゃん。自分が言ったんだし。」
雅「けど…。」
智「相葉ちゃんうるさい。俺は言ったよ？あの時。」
雅「『あの時』？」
智「『もう最後にしてね？』って。それに対してアイツは頷いた。それでこの状態。」
智くんの口調が…纏う空気がキツくなった。
智「今回のもただのヤキモチだけど、それで済まされねぇぞ？大事なはずのAちゃんこんなに泣かせて、挙句に違う男の所行けだなんて。」
ただのヤキモチ…？
そうなの…？
智「俺も今回ばかりは許せねぇよ。」
雅「…リーダー…。」
まぁくんも智くんの剣幕に黙った。
智「…Aちゃん？とりあえず今日はうちにおいで？女の子野宿させるわけにはいかないしね。」
私に対してはそう優しく言って…
一瞬躊躇したけど、行く所もないし頷くしか出来なかった。
雅「でも二人きりは…。」
智「んじゃ、相葉ちゃんも来ればいいんじゃん。」
雅「え！俺も？」
智「いいじゃん。明日一緒だし。」
雅「うん…まぁそうだけど。」
なんか智くんだけじゃなくて、まぁくんも巻き込んじゃって申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
「すみません。ご迷惑かけて。」
智「Aちゃんが謝る事はないよ。」
「まぁくんもごめんね？」
雅「ん〜ん。大丈夫。」
そう言って笑ってくれたまぁくん。
嵐の癒し系二人の笑顔で沈んでた気持ちも、軽くなった気がした。
その後、和くんの話しせずに翔さんのヘタレ話や潤くんがどんだけストイックかを冗談まじりにまぁくんが話してくれて私も自然と涙は止まり笑う事ができた。
お会計は二人がしてくれて、お財布すら持ち合わせていない私は申し訳なくて、何度もお礼を言ってたら
智「今度またパン作ってね。」
雅「俺は唐揚げ。」
って言ってくれた。
本当に優しい人達にまた泣きそうになった。
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しおなな(プロフ) - なおさん» コメントありがとうございます！フラグ作品は今本当に悩んでて・・。書きたいような、でも私に書ききれるかどうか・・。もし別に作るときはお知らせさせて頂きますね。 (2013年3月17日 16時) (
レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
なお - この作品大好きです♪フラグつきぜひ読みたいです(//∇//) (2013年3月17日 14時) (レス) id: eee334db08 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 虹。さん» お二人共お若いんですね！おばちゃんびっくりです(笑) (2013年3月17日 11時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
虹。 - ゆりあさん» わたしもです。 (2013年3月17日 10時) (レス) id: 0d50aebee8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ - 実は私も15歳以下ですｗ (2013年3月17日 10時) (レス) id: 89a5f54d07 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年3月9日 19時
