★ ページ34
潤くんの料理が出来上がる頃、バカップルと執事も無事に帰宅。
「ママ！みぃちゃん、キティちゃんいっぱい！」
「すごいね！こんなたくさん…。」
Aちゃんも驚きのあまり言葉に詰まってて…。
美桜の好きなキャラクターのテーマパークに行って来たのか…
『買いすぎだろうが！』
三人で突っ込むけど、本人は涼しい顔で知らんぷり。
雅「買い占めて来たの？よく持てたね…。」
相葉さんは同情の目を翔さんに向けて。
翔「一度に持てないからロッカーに預けたり…。」
運転手兼執事の翔さんはグッタリお疲れモード。
潤「大丈夫だった？」
翔「いや…もうバレバレ。このおじさんが年甲斐もなくはしゃいでね…。」
想像できるから余計に翔さんの苦労がわかって…。
智「だってみぃちゃんとデート楽しいんだもん。」
「ねー？」
智「ねー？」
向かい合って首を傾げ合って…
バカじゃない？
雅「お忍びのノウハウ生かせなかった？」
翔「全く。つーか、それ以前の問題だ。」
潤「リーダー？楽しいのわかるけど、みぃちゃんはニノの娘ってわかる人はわかるんだから少しは自重して。」
厳しい潤くんの物言いに唇を尖らせてプイッとした。
ガキかよ…。
智「だって…みぃちゃん可愛いから見せびらかしたいじゃん？オイラの彼女可愛いでしょ？ってさ…。」
「潤くん？もう何言っても無駄よ。」
子供達には本当に申し訳ないと思うけど、俺の子供として生まれてきた以上、不特定多数からの好奇の目を避ける事はできない。
幼稚園でももう知れ渡ってるし、人の口に箝口令は無意味だから…。
「美桜、悠斗。」
『うん？』
「楽しかった？」
『うん！』
「でも、ぼくママとパパもいたのがよかったな。」
寂しそうな目を向けて。
「そっか。」
「みぃちゃんもみんな一緒のが好き。」
「うん。パパもそうかな。」
「ママも？」
悠斗に聞かれて笑顔で頷くA。
「晴斗がもうちょっと大きくなったらみんなでお出かけしようね？」
『うん。』
嬉しそうな子供達に抱きつかれて、とっても幸せそうな優しいママの顔。
「じゃぁ…今日、一日遊んでくれたみなさんにありがとうしようか？」
子供達の背中をトントンすると、二人はみんなに向き直り、
『遊んでくれてありがとう。』
ってお辞儀をして、その後ろではAも深々と頭を下げた。
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やっち(プロフ) - 久しぶりに君色世界を読ませて頂きました。素敵な作品をありがとうございます。激甘和くん、サイコーです！！ (10月10日 22時) (
レス) id: 56b315f470 (このIDを非表示/違反報告)
peru/旧perutc3010(プロフ) - 読破しました。6年の作品を一気に拝読し、今、なんとも言えない感情に包まれております。いろいろな方に感情移入し、頭の中は喜怒哀楽だけでは無い気持ちの行き場に困りました。本当に素敵な作品をありがとうございました (2019年9月19日 0時) (レス) id: 52470abde8 (このIDを非表示/違反報告)
涼杜兄妹(プロフ) - 君色世界、2-38さんが好きと言っていたので読ませていただきました！最後は号泣しました。和くんの愛がすごい、出会った時から最期の別れまで全力で誰にも負けないくらいの愛を…あぁ、思い出しただけでまた泣いちゃいそうです。読んで大大好きになりました！感謝です！ (2019年9月15日 8時) (レス) id: 400e48a6ce (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 君色世界、全作品を2日間で一気に読みました！最近の出会いだったのでこの作品が6年もの間大事に書かれていたことを最後に知り胸がいっぱいです。本当に素晴らしい作品を有難うございました。激甘な和くんに何度も泣かされました。これからも読み直します！ (2019年8月26日 4時) (レス) id: cb234e3700 (このIDを非表示/違反報告)
にのゆう(プロフ) - しおななちゃん。完全完結ご苦労様でした。あたしにとっては2-38ちゃんのLOVE CODE と並ぶ神作者、神作品です。ありがとう。 (2019年5月12日 10時) (レス) id: 5263db8165 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2015年2月5日 11時
