５８：お駄賃 〜ニノ〜 ページ13
潤「やぁ〜っと終わった？」
雅「ねぇ、もう３０分くらい経ってるけど？」
リビングに戻るとそう言われた。
だって、Aちゃんがあまりにも可愛い過ぎて離れられなくなっちゃうんだもん。
「まだしたりないんですけど、我慢します。」
潤「当たり前だ。」
冷蔵庫から持ってきたノンアルコールのビールを呑む。
雅「呑まないの？グリーンラベル。」
「Aに何かあったら病院連れてかなきゃならないので、ずっと禁酒です。」
翔「あぁ、そっか。」
智「タバコもやめたよね？」
「はい。妊娠わかってから直ぐに。」
雅「ニノ、すっげぇなぁ。」
「そうですか？だって俺とAのコですし、Aだけ色々我慢するっておかしくないですか？」
潤「人前でイチャイチャすんのはどうかと思うけど、お前のそういうトコすげぇと思うよ。」
なぜか褒められてる。
翔「だな。中々できる事ではないと思う。」
「俺らも、悪阻の酷い時期に色々あって。あんなに辛い思いしてまで、俺の子供守ってくれてんの見たら頭上がらないですよ。あの頃のAの辛さに比べたら禁酒禁煙くらいどうって事ないです。」
潤「そうか。」
「はい。母親の偉大さを実感しますよ。」
自分の子供を授かって初めて母親に心底感謝をした。
「和く〜ん？」
キッチンからAの声がしたのでそちらに向かう。
「なぁに？Aちゃん？」
「出来たから運ぶの手伝って？」
「うん。やるからお駄賃ちょうだい。」
俺がそう言うと、チュッとしてくれる。
「んじゃ、俺もお料理頑張ってくれたお礼。」
頬と唇にチュッチュッとする。
嬉しそうにふんわり笑うAちゃん。
「本当にAちゃんは可愛いね。」
「ふふ。ありがとう。」
そう言ってまたチュッてしてくれる。
「パパとママが仲良しだから姫ちゃん喜んでるよ？」
「どれどれ？」
Aのお腹を撫でると、元気に動いてる姫ちゃん。
「本当だ。じゃぁさ、もっと仲良ししようか？」
『パンパン』って手を叩く音が背後からする。
雅「後にしてくださ〜い。」
「姫ちゃんが喜ぶのにね？Aちゃん？」
「ふふ。そうだね。」
雅「なんかAちゃんも段々ニノ化してるよね？」
そう言えば・・。
「いいじゃないですか。夫婦仲がいいんですから。」
雅「はいはい。」
そう言いながらも料理を運ぶのを手伝ってくれる。
「まぁくんは優しいね。」
Aに言われて照れる相葉さん。
雅「そんな事・・あるよ？」
はいはい。
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みぃる - 君色世界を読んでと心がホッコリするので大好きです！ (2013年9月7日 3時) (
レス) id: 7ddb89caf4 (このIDを非表示/違反報告)
とゅゆ - にのすきー！ (2013年8月30日 22時) (レス) id: 43e9d5b2c6 (このIDを非表示/違反報告)
恋嵐(プロフ) - すごくX10かんどうしました!!!!これからもがんばってください！応援します!!! (2013年6月19日 15時) (レス) id: 637c5a7ee6 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 弥生☆さん» 漁師さんてすごいです！海の近くに住んでるのですね？羨ましいです。まぁ、私も海まで車で１５分の所ですが(笑)海と山に囲まれてる田舎者です。 (2013年5月30日 8時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 二宮きぃさん» 赤ちゃんのお世話って本当にストレス溜まるから、その辺を書けたらなぁと・・。その辺を二宮さんがどこまで理解しているかですよね。 (2013年5月30日 8時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年5月9日 12時
