４６：１年 〜ニノ〜 ページ1
俺の胸に頬を寄せるAの髪を優しく撫でる。
「和くんの音・・。」
そう言って安心した様に微笑むAが愛おしくて・・。
もっと早くこうしてあげてればよかったかなって後悔する。
思えば、最近は俺が後ろから抱きしめて寝ていて、こうやって向かい合ってベットにいるなんて事はなかった。
「A？」
「ん？」
「寂しかった？」
「・・うん。」
そう返事をして俺に抱きつくA。
「そっか。ごめんね。」
「ううん。」
「ね？」
俺の胸から顔を少し上げて、俺を見るAと目が合う。
「うん？」
「やっぱり前みたいにはできないけど、Aが寂しくなったらちゃんと言って？」
「ん。」
「俺はAを世界一愛してるよ？姫ちゃんは２番目。」
Aのお腹を撫でる。
「ふふ。らいおんハートみたいだね。」
「だね。」
「和くん？」
「ん？」
「大好き。」
そう言って俺の胸にキスをする。
「Aは可愛いね。和くんも大好き。」
俺はAの額にキスを落とすと、俺の胸に擦り寄る。
ふふ。眠いんだね。
「おやすみ、Aちゃん。」
「・・ん。」
・・・「はい、プレゼント。」
雅「今年もまたフライング？」
「今年もだから、大体予想つくでしょうが。」
雅「んでも、箱大きくない？」
確かに大きいですよ？
中身が大きいですから。
雅「すっげぇ！ねぇ、ニノ？本当にこれ俺もらっちゃっていいの？」
興奮して言う相葉さんに、３人が近寄って箱を覗く。
翔「おぉ！３段！」
潤「相変わらずすっげぇ！」
智「オイラも食べたい。」
悪阻も完璧治まって、家事以外やる事がないAが『暇潰し』に相葉さんの誕生日ケーキを作った。
時間がたくさんあるから、デコレーションも手が込んでいて、正直俺でもこんなのもらった事ない。
だから、面白くない。
雅「ニノ？何ふてくされてんの？」
「別に。」
智「美味い！」
雅「ちょっと！リーダー！なにつまみ食いしてんの？これは俺の！」
潤「あ、美味い。さすが姫。」
雅「松潤まで！！」
翔「もう・・。」
いきなり翔さんが真面目に話し出す。
「何すか？」
翔「あ、いや・・ニノがここのテーブルに婚姻届を広げてもう１年経ったんだって思ってさ。」
潤「だな。ニノは結婚して子供できて・・、俺らは大切な人ができて・・。」
「相葉さん以外ですがね。」
雅「もぉ！うるさい！ケーキあげない！」
いじけてケーキを抱える相葉さん。
・・そうか、あれからもう１年か。
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みぃる - 君色世界を読んでと心がホッコリするので大好きです！ (2013年9月7日 3時) (
レス) id: 7ddb89caf4 (このIDを非表示/違反報告)
とゅゆ - にのすきー！ (2013年8月30日 22時) (レス) id: 43e9d5b2c6 (このIDを非表示/違反報告)
恋嵐(プロフ) - すごくX10かんどうしました!!!!これからもがんばってください！応援します!!! (2013年6月19日 15時) (レス) id: 637c5a7ee6 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 弥生☆さん» 漁師さんてすごいです！海の近くに住んでるのですね？羨ましいです。まぁ、私も海まで車で１５分の所ですが(笑)海と山に囲まれてる田舎者です。 (2013年5月30日 8時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 二宮きぃさん» 赤ちゃんのお世話って本当にストレス溜まるから、その辺を書けたらなぁと・・。その辺を二宮さんがどこまで理解しているかですよね。 (2013年5月30日 8時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年5月9日 12時
