４３：姫ちゃん ページ43
１２月に入り和くんの仕事が忙しくなった。
私のお店も忙しいのだけど、もう1人バイトさんを頼み私はそのまま産休。
和くんとも話し合って、私は事務仕事だけする、所謂オーナー。
香織ちゃんも賛成してくれて、今は香織ちゃんが店長。
悪阻も治まって、家事以外する事がない私。
和くんが買ってきた、大量の育児書を読んだりして時間を潰すけど、やっぱり時間を持て余す。
横になるとポコポコ動く赤ちゃん。
「はいはい。じゃぁ、ママと一緒にパパのカッコいい所でも見ようか？」
お腹をさすりながらそう話しかけて、DVDをつける。
ある所でまた元気に動く。
和くんには絶対言えないけど、このコは智くんの声が好きらしい。
まぁ、単なる偶然だろうけど。
横になってると和くんからの着信。
「和くん？お疲れ様。」
ーん。どう？姫ちゃん元気？
最近、和くん・・と言うか嵐さん皆がこのコを『姫ちゃん』って呼ぶ。
私は『姫』らしい。
もう『姫』って歳でもないって言ってるのに、『愛称だから』ってそう呼ぶ嵐さん。
「パパのカッコいい所見て、ポコポコしてるよ？」
ーふふ、いいコだね？うちの姫ちゃん。で？俺の姫は大丈夫？
「うん。やる事無くて時間持て余してる。」
ーそっか。今日は寒いから毛布に包まってなよ？
「大丈夫だよ。暖房かかってるし。」
ー和くんさ、今日もちょっと遅いから先に寝ててね？
「うん。お布団あっためとくね。」
ーうん。・・Aちゃん？
「ふふ、大好きよ？頑張ってね？」
ー和くんも、Aちゃん大好き。姫ちゃんの為にもパパ頑張ってくんね？
「うん。」
そう言って電話を切る。
「パパ、お仕事頑張ってるって。」
お腹をさすりながら話す。
うたた寝はダメときつく和くんに言われてるけど、つい・・。
ハッと目が覚める頃には、部屋は真っ暗で、急いで電気をつけて時間を確認する。
もう７時過ぎ・・。
３時間以上昼寝って。
思わず笑ってしまう。
和くんの分の夕食も一緒に作り、お風呂へ。
鏡に向かって横向きなって、お腹の様子をチェックする。
「大きくなったね。」
お腹を撫でながら、湯船に浸かると赤ちゃんも気持ちいいのかポコポコ動く。
「ふふ。気持ちいいね。」
お風呂から上がり冷やしたらいけないと、早めにベットに入るけど、昼寝を３時間もした私は目が冴えていて。
ベットでゴロゴロしてたけど、寝室のドアが開く音で咄嗟に寝たふりをした。
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りんごあめ＠中間テスト…(泣)(プロフ) - 確かに、皆さんニノぴったりですよね…。でも私、占ツクの中でしおななさんの嵐が一番の理想です。キャラ崩壊…!?それっていい意味…ですよね(汗) (2013年5月18日 21時) (
レス) id: 7bb95a7fdb (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - りんごあめ＠中間テスト…(泣)さん» 本当に自分でもわからないんです。けど、他の作者様はキャラを忠実に書いているので(二宮さんなんか特に)ここまでキャラ崩壊しているのがよかったって言われた事があります。 (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ＠中間テスト…(泣)(プロフ) - しおななさん» も…妄想でこんなに書けたんですか!?うらやましいです＞＜〃私、すぐネタ切れるんですよ…。私もしおななさんみたいなたくさんの読者様がほしいでs( (2013年5月18日 20時) (レス) id: 7bb95a7fdb (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - らんらんさん» ありがとうございます。今度お邪魔させて頂きますね？ (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 二宮きぃさん» ありがとうございます。続編も、よろしければ翔さんのお話もよろしくお願いします。・・って宣伝してしまいました(笑) (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年5月2日 15時
