２２：心配 〜ニノ〜 ページ22
今日も深夜帰宅・・。
これじゃ、話す事もできない。
メンバーには俺が謝ればそれで収まるって言われて、俺も『ああ、そっか』ってその時は思ったけど、よくよく考えたらそれじゃ、その場だけの解決で、本当の解決にはならない。
本当の解決・・Aが何で怒ったのか、それを解決しないと、また同じ事が繰り返される。
とにかくAの気持ちを知りたい。
今日も、シンと静まり返るリビングのドアを開けて、そのままAがいるであろう部屋に向かう。
どうせ開かないって諦めながらも、ドアノブに手をかける。
え？！
予想に反してドアは開き、急いでベッドに向かう。
そこにはAは居なくて、ドクンと心臓が脈打つ。
マジで？！どこ行った？
確か車はあったはず・・。
焦って家中を探す。
けど、どこにもいなくて焦る気持ちは頂点に達する。
けど、最後に開けた寝室に嵐が丸まって寝ているのが目に入り、安堵のため息をつく。
ベッドにゆっくり近づくと、いつも俺の寝ている方にうつ伏せで寝ているA。
マジ、焦らすなって・・。
寝顔・・久しぶりに見た。
たった３日間でも、俺には１年以上見ていなかった感覚。
服を脱ぎ捨て隣に寝転び後ろから、抱きしめると、Aの甘い匂いがふんわり香って、すごく安心する。
暫く、久しぶりの感覚に癒されていたら、Aが動いて、俺の腕を外そうとしているのがわかる。
腕に力を込めて、閉じ込める。
離すわけねぇじゃん。
俺も限界なんだよ、Aちゃん。
俺はAの気持ちを知りたいのに、一向に話す気配がない。
俺も段々イラついて口調も荒くなる。
言ってくんなきゃわかんねぇって。
最後のチャンスと告げると、
「もっと私を信用して欲しい。」
強い視線を向けながら言うA。
「信用してんじゃん。」
「してないと私が感じてるから言ってるの。」
「俺はAを信用してないんじゃなくて、心配なだけ。」
「だから、子供じゃないんだし、そんなに心配しなくても平気だって言ってるの！」
Aが叫ぶ様に言って、言い終わると同時にAを組み敷く。
「じゃぁ、俺から逃げてみろよ。」
Aの腕を固定して、Aの身体に体重をかける。
そのまま首筋にキスをして、耳朶を甘噛みする。
「ちょ、やめてよ！」
「やめねぇよ。」
俺の下でAがジタバタ暴れる。
服の裾から手を入れて脇腹を撫でる。
「やっ！やめてってば！ホント・・もぅ、やめて。」
Aが泣き出した。
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りんごあめ＠中間テスト…(泣)(プロフ) - 確かに、皆さんニノぴったりですよね…。でも私、占ツクの中でしおななさんの嵐が一番の理想です。キャラ崩壊…!?それっていい意味…ですよね(汗) (2013年5月18日 21時) (
レス) id: 7bb95a7fdb (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - りんごあめ＠中間テスト…(泣)さん» 本当に自分でもわからないんです。けど、他の作者様はキャラを忠実に書いているので(二宮さんなんか特に)ここまでキャラ崩壊しているのがよかったって言われた事があります。 (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
りんごあめ＠中間テスト…(泣)(プロフ) - しおななさん» も…妄想でこんなに書けたんですか!?うらやましいです＞＜〃私、すぐネタ切れるんですよ…。私もしおななさんみたいなたくさんの読者様がほしいでs( (2013年5月18日 20時) (レス) id: 7bb95a7fdb (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - らんらんさん» ありがとうございます。今度お邪魔させて頂きますね？ (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
しおなな(プロフ) - 二宮きぃさん» ありがとうございます。続編も、よろしければ翔さんのお話もよろしくお願いします。・・って宣伝してしまいました(笑) (2013年5月18日 20時) (レス) id: 74315ac743 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年5月2日 15時
