３０：ぎゅ〜 〜N〜 ページ31
俺…死ぬの？？
って位に心臓がドクドクいってギュ〜ッてなる。
彼女に気づかれない様になるべく平然を装った。
男の俺が余裕ないなんてカッコ悪い。
男の変なプライドですよ、どうせね。
「何飲む？」
「えっと…烏龍茶で。私、頼みますよ。二宮さんはビールでいいですか？お料理は適当にお願いしますね//」
「うん、じゃぁよろしく。」
「はい//」
なんだ、なんなんだ？
少し顔を赤めて俯き加減で会話をする彼女。
すげぇ可愛いんですけど。
この間はそんな感じではなかったのにな。
俺、ちょっと期待しちゃうよ？
とりあえずの飲み物が運ばれてきて乾杯をする。
まだ一杯目なのにやっぱり彼女の顔は赤い…
ってか、目を合わせてくれない。
照れてるのか緊張してるのかはわからないけど…
そのあからさまに意識してますって態度がかなり可愛いんですけど…どうしよ。
って見惚れてる場合じゃない！
何か会話をしないと。
「この間の電話いきなりごめんね。」
「いえ全然。でも最初イタズラ電話だと思っちゃいました。」
あ…やっと目が合った…
「あ〜、余計なのがね…。」
「あれって…もしかして相葉ちゃんですか？」
「やっぱわかっちゃった？あの人の声特徴あるもんね(笑)」
「ずっと嵐さんのファンですから。毎日お店のBGMも嵐さんですよ。」
あ…笑った…
「マジで？ありがとうございます。でもずっとっていつ位から？」
俺…普通にできてる？
いつもの俺？
「Jr.からです。Jr.の単独コンサートも横浜まで行ってましたし、もちろんデビュー握手会も５時間並ばさせて頂きました(笑)」
「え？！そんな前から？！」
「そうですよ。二宮さんとも握手してもらいました。もう死んでもイイって思うほど嬉しかったのを今でも覚えてます。」
少し緊張が解けた彼女が嬉しそうに話すのを見て俺も嬉しかった。
彼女の人の様な人達のお陰で、今の嵐も俺もあるって実感した。
…ん？相葉…ちゃん？
二宮さん…？
ふと、ふとね？…気になった。
「ね、相葉さんは『ちゃん』で俺は『さん』？」
「え？！なんと…なく？」
「ちなみに他のメンバーは普段なんて呼んでんの？大野さんは？」
「大野さんかリーダー…？」
「翔さんは？」
「翔さん。」
「相葉さんは、相葉ちゃんか。潤くんは？」
「松潤か潤くん。」
「で？俺は？」
「///…ニノ？///」
はいはい、顔真っ赤ですよ？
こっちまで照れちゃうじゃん。
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peru/旧perutc3010(プロフ) - はじめまして。JUMP担ですが、最近占ツクで嵐さんの小説にどハマりしております。某作者さまがこの作品を紹介しておられ読み始めました。まだプロローグ、展開にドキドキしております (2019年9月16日 19時) (
レス) id: 52470abde8 (このIDを非表示/違反報告)
あきら(プロフ) - また読める日が来るなんて、、、入院中の病院でわんわん泣きました。ありがとうございます。このお話が世界で１番大好きです。相葉担なんですけど(^_^;) (2019年6月8日 8時) (レス) id: 747fa76a7c (このIDを非表示/違反報告)
ninya0521(プロフ) - 大好きな作品なので、また読める日がきて本当に幸せです！ありがとうございます！！！！ (2018年9月25日 10時) (レス) id: 3d0107112b (このIDを非表示/違反報告)
M@o(プロフ) - また読める日が来るなんて…しおななさん色々あったでしょうにありがとうございます！ほんとに大好きです！ (2018年6月12日 17時) (レス) id: 0f78058cc9 (このIDを非表示/違反報告)
たまちゃん(プロフ) - こんばんは！またこのお話を読める日が来るなんて！！幸せ過ぎます（；_；）ありがとうございます！！ (2018年6月7日 3時) (レス) id: 2dec49fb85 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しおなな
| 作成日時：2013年2月8日 11時
