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31._ R side_ ページ32
"紫耀に好きな人いることを考えたら胸が張り裂けそう"
おかしいやん。
紫耀が好きなのは、Aちゃうん？
なんで苦しくなるん？
そんなことを、君の後ろ姿を見ながら思っていた。
ベッドに横になると、Aの匂いを感じた。
変態っぽいけど、そのくらい好きってことな？笑
Aが紫耀の好きな人のこと考えて苦しくなるのは
紫耀の好きな人がAじゃないってこと？
でも…じゃあなんであの時…
"廉！"
紫耀は、俺の事を止めた？
俺が告白することに、なんの損がある？
Aに問題があるとしたら、紫耀がAのことを好きな場合、やろ？
でもそれがないのだとしたら…？
…俺？
いや、そんなわけ……
ないとも、言いきれないか。
頭の中は疑問符だらけで、考えるのに疲れてしまった俺は、いつの間にか眠りに落ちていた。
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作者名：ぷち。 | 作成日時：2020年5月8日 1時
