ヒロインちゃんの超過保護セコム様 (ページ3)

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二話ページ3

「いやだって、麗奈と及川先輩たちが一緒な訳ないじゃないですか！この前だって麗奈は＿＿＿」

麗奈の可愛いところを沢山話そうと思って、身を乗り出して喋り始めたら及川先輩に止められた。

「わかってる！わかってるからそんな語らなくて大丈夫！」

そんな、、、せっかく麗奈の可愛さを布教しまくろうと思ったのに。

くっ、と一人悔しそうに拳を握ると天使が心配してくれた。

「A、大丈夫？」

「え、ぎゃんかわ←(大丈夫だよ！)」

「東雲、言ってることと思ってることが逆だぞ」

麗奈の可愛さに思わず心の中に仕舞ってた感想が口を勝手に飛び出して、、、←

そしてそれを岩泉先輩に突っ込まれました。

ちなみにマイエンジェルの反応は？と思ってる読者の皆さん！←

顔を真っ赤にして、

「Aも可愛いよ、、、？」

だって！！！聞いた？！ねぇ聞いたよね？！

いいかい画面の前の皆々様！この子こそが真のヒロインなのです！

最近の男子ばかりにモテて女子に妬まれるウザヒロインの時代は終わったのだよ、、、

にしても毎日褒めてるのに新鮮な反応を今でも返してくれるなんて、本当に可愛いなあ

免疫がついてないとも言うって？そこが良いんじゃないか←

まあ自信がついて「でしょ？」って言う小悪魔な麗奈も見てみたいけど！

とかなんとか考えてたらあっという間に私の家に。

こういう小説だと誰かしらの家がお隣で～ってのは良くあるよね。

残念なことに私が一番学校に近い位置で独りぼっちだよちくしょう！

出来ることなら麗奈の隣が良かった、と毎日思っているのは内緒です()

内心悔し涙を流しながらバレー部と愛しの天使に別れを告げて家に入った。