客が六人 ページ7
依頼の電話を受けた後直ぐに米花町にある
勿論外出の際、「営業中」と書かれた看板を裏返すのを忘れずに。
ささっと帰る予定だからと言って下見等を疎かにしては仕入れた情報の真偽が分からない。
適当に目についた
其のままぷらぷらと米花町を散歩していると「ポアロ」と書かれた建物の前を通りかかった。
上には「毛利探偵事務所」と書かれており、武装探偵社と似た構造なのかと考える。
武装探偵社も「うずまき」という名の喫茶店が階下にある。
探偵の事務所の階下には喫茶店が付き物なのだろうか。
一人疑問に思い乍ら、調査の為と称してポアロに入っていく。
「いらっしゃいま、せ、、、」
声に聞き覚えがあったので其の方を向くと「降谷零」と先日名乗っていた依頼人が立っていた。
ポアロに何人か女子高生が集団席に座っており、降谷零を見ている所を見ると「安室透」が誰か察しがつく。
依頼人の情報を洩らす趣味もないので初対面の振りをして
メニューを一瞥してから声を掛ける。
「珈琲を一つ、ブラックで」
流石ポーカーフェイスが得意なのか、其れとも貼り付けの笑みが得意なのか直ぐに笑みを浮かべていた。
「かしこまりました、ブラック珈琲1つで宜しいですね？」
ええ、と答えてちらりと店内を見渡す。
結構なイケメンなのか、女子高生の方々の視線は彼に釘付けの様に思える。
気配察知が得意そうな
「どうぞ」
考え事に身を興じていれば、珈琲がやってきた。
一口啜り、どうやって尾行すればいいのだろうかと思考を巡らせる。
今回の依頼主は面倒くさい事を依頼してくれる。
まあ依頼されたからには確りとこなすが、、、
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「名探偵コナン」関連の作品
この作品が参加のイベント ( イベント作成 )
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫苑(プロフ) - ありがとうございます！面白くて何よりです！クロスオーバー最高ですよね、、、 (6月14日 4時) (
レス) id: 999d0c307e (このIDを非表示/違反報告)
とめーとー@カド松(プロフ) - 面白いです！お気に入りさせていただきました！クロスオーバーは大好きなので･･･ (6月13日 21時) (レス) @page11 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫苑 | 作成日時：2023年6月7日 13時
