204 剛典side ページ8
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腕時計を見る
時間は夜の9時
少し涼しくなった風が吹く夜空に
星が輝く
目をつぶって
深く息を吸い込んでみた
紗穂『剛典、お待たせ』
岩『大丈夫、今来たところだから。乗って』
紗穂を車に乗せて
夜の街を走り出した
紗穂『どこ行くの？』
岩『着けば分かるよ』
俺はそれから一言も言葉を発さなかった
だから紗穂も俺に話掛ける事はしなかった
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煌めく街中から
しばらく車を走らせてやってきた所
プラネタリウムが見れる施設
紗穂『懐かしい。私が剛典と最初にデートしたところ』
もちろん夜だから開いてはいないけれど
小高い所にあって
夜景の見えるところだった
紗穂『懐かしいな。ここで剛典と初めてキスしたよね』
紗穂の一言で
その日の出来事を思い出した
俺達には幸せな時もあった事
岩『紗穂』
紗穂『…何？』
岩『今日は紗穂に話がある』
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メープル(プロフ) - 久しぶりに見ました！ 続き気になります！ (2018年8月6日 20時) (
レス) id: 2a67c0a362 (このIDを非表示/違反報告)
Sumie(プロフ) - こんにちは。すごくお話が面白くていっきに読んじゃいました。続きが気になります。 (2018年2月12日 13時) (レス) id: c43ae5a6da (このIDを非表示/違反報告)
ささ(プロフ) - 続きが気になります（笑） (2017年1月30日 15時) (レス) id: eac6110679 (このIDを非表示/違反報告)
美樹(プロフ) - 凄くいい作品。とても気にいりました。続き気になります。 (2016年10月25日 2時) (レス) id: 84f4537466 (このIDを非表示/違反報告)
かおるん - お久しぶりの投稿で朝から嬉かったです。いやぁ〜どうなるどうなる〜？気になる気になる〜。 (2016年10月21日 10時) (レス) id: d5db8df459 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作成日時：2015年8月16日 2時
