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岩『それなら大丈夫だよ。臣さんの彼女が俺に差し入れしたらおかしいでしょ?』
A『それもそうだね…』
岩『でも臣さんの彼女だから、入れてもらえると思うよ、事務所』
A『そうなんだ…じゃあ今度こそ持っていくね』
岩『なら楽しみにしてる』
A『そういえば岩ちゃん…彼女の家には来たりしてるの?』
岩『たまにね』
A『たまにか…偶然会うとかなかなかないもんだね』
岩『あの日は偶然会えたのにね』
岩ちゃんの言うあの日
それは
彼女の家の前で帰りを待っていた時の事
A『あれだけ長時間あの場に居たら…会うでしょ(笑)』
岩『だよな(笑)』
A『もうなんだか懐かしいね、一緒に住んでたの』
たった数ヵ月前は
一緒に暮らしていたのに
それがもう随分前の事のように思えた
岩『俺は懐かしいとは思わないかな』
A『え……』
岩『俺、時々間違えてAさんの家に行きそうになるんだ。だから懐かしいって感じしなくて』
A『なんだ、そういう意味か』
岩『なんだと思ったの?』
A『懐かしいを通り越して忘れちゃったのかと思った』
岩『Aさん…』
岩ちゃんの瞳が私を捕らえた
その瞳から目が反らせない
岩『Aさんとの事…忘れるわけないじゃん…』
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紫音(プロフ) - 華さん» コメントありがとうございます!岩ちゃんをグイグイいかせようかと思ったんですがなかなか難しかったですw更新頑張るので見てください(*´∀`)♪ (2015年8月25日 2時) (レス) id: 6e52f8c629 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ちーさん» コメントありがとうございます!臣くん派なんですね♪最近臣派が増えております!更新頑張ります(^^)/ (2015年8月25日 2時) (レス) id: 6e52f8c629 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - maman727さん» コメントありがとうございます!人間というのは後から気付いて後悔する生き物ですからね…(T_T) (2015年8月25日 2時) (レス) id: 6e52f8c629 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ChuRaさん» コメントありがとうございます!不安な気持ちにさせてしまって申し訳ないです(^_^;)でもそこもこの小説の見所かなと思っています! (2015年8月25日 2時) (レス) id: 6e52f8c629 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ゆうかりんさん» コメントありがとうございます!岩ちゃん派の方が多くいらっしゃいますが…どうなる事でしょうw (2015年8月25日 2時) (レス) id: 6e52f8c629 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2015年7月6日 2時