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母『どうかした?』
A『ううん…』
母『広臣くん、この前会ったけど本当にかっこよくなってたね』
お母さんが前置きもなく
広臣の話をしてきた
母『広臣くんと何かあったの?』
A『え!?』
母『だって、Aさっきからずーっとテレビの広臣くんのこと見てるじゃない』
無意識だったな…
母『この前さ、広臣くんが来た時びっくりしたんだけど…彼は芸能人で…人目も気にしなきゃいけないのに家まで来るなんてよっぽど何か思ったんじゃない?』
なんて言ったらいいのか分からなくて
お母さんの話をそのまま聞いていた
母『前のことは…まだ気にしてるの?』
お母さんには話してあった
私が何で広臣と別れたのか
A『少しだけ…』
母『前の事で不安な事もあるかもしれないし…今回、何があったのかは聞かないけど…Aには広臣くんと同じで周りも気にならないくらい伝えたい気持ちないの?』
伝えたい気持ち…
母『本当はあるんじゃないの?そのままでいいと思って伝えないと…きっといつか後悔する日が来るよ。言葉にしないと伝わらない事って…たくさんあるのよ』
それだけは
嫌だった
A『お母さん!!私、ちょっと出掛ける!!』
私には
いつかこんな事もあったなって
思い出話になんて
出来ない
したくない
もしも、まだ間に合うならば
伝えたい
広臣の事が好きという
私の気持ち
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紫音(プロフ) - Hiromiさん» 楽しみにしていただきありがとうございます(^o^)お話もう少し続きますので読んでもらえると嬉しいです(*^o^*) (2015年4月13日 3時) (レス) id: 74bf6557c9 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - 移行おめでとうございます♪(*^▽^)/★*☆♪ お話楽しみにしてます\(^o^)/ (2015年4月10日 6時) (レス) id: a5d103da5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2015年4月10日 2時