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家まで送ってもらう
帰りの車の中で
隆二くんが私にこう聞いてきた
隆『臣と…話しなくていいの?』
私は黙って頷いた
隆『どうして…?』
A『広臣のあの感じだと、もう私とは話したくないような感じだったし…
それに…連絡しても…
私を拒否するかもしれないから…
それが…恐いの…』
本当はちゃんと話をしたかった
どうしてなのか知りたかった
でも今は拒否されるかもっていう
恐さの方が強かった
隆『それで…後悔しない?』
A『うん…大丈夫。今までの事は…夢だったとでも思えばいいから(笑)』
大丈夫なんて口では言っても
言葉とは裏腹に
涙は流れてくる
隆『泣かないで。俺…笑ってるAちゃんが好きだから』
A『隆二くん…』
隆『でも臣のことで泣きたくなったら、また俺のこと頼ってくれていいからさ(笑)』
A『ありがとう…』
隆二くんの気持ちには
答えられなかった
それでも変わらず優しい
だからこそ甘えたらダメなの
隆二くんには
何度ありがとうを言っても
足りないくらいだよ
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紫音(プロフ) - Hiromiさん» 楽しみにしていただきありがとうございます(^o^)お話もう少し続きますので読んでもらえると嬉しいです(*^o^*) (2015年4月13日 3時) (レス) id: 74bf6557c9 (このIDを非表示/違反報告)
Hiromi(プロフ) - 移行おめでとうございます♪(*^▽^)/★*☆♪ お話楽しみにしてます\(^o^)/ (2015年4月10日 6時) (レス) id: a5d103da5c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫音 | 作成日時:2015年4月10日 2時