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# (6) ページ6

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「 気をつけてね?広斗、ぜってえ事故んなよ?」



「 わーってるよ。」








行動が早い

私と広斗は

すぐさま広斗のバイクへ移動し

久し振りにバイクの後ろに乗った。








雅貴さんにすごい心配をされながら

バイクは出発した。








懐かしい

一本道。







いつもいつも

広斗のバイクの後ろ

楽しんでたっけ (笑)









「 …風、気持ちいね。」



「 …だな。」







柔らかい風が

心地いい。






バイクスピードも

前より確実に落ちていて

ざ・安全運転で

変な感じがする。








広斗の背中と

ちょうどいい風で




眠りにつきそうになったとき





遠くから

叫び声が聞こえた。









「 オラァ。まだやんのかァ!」


「 うるせえ…どうなっても知らねえぞォ!」







こういう声も

懐かしい






やっぱり、この街は

落ち着くことないのね…







って、








「 ひ、広斗!」


「 …しっかり掴まってろ。」







ボケーとしていると

ヤンキー集団が

広斗と私に近付いてきていた。






.

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作者名:ゆおん | 作成日時:2016年6月5日 19時

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