HiGH&LOW ___ 雨宮広斗の嫁【登坂広臣】

# (33) ページ33

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◎ きくりん様リクエスト







今日はとても大事な日。

珍しく広斗もツン要素を出していない

穏やかな雰囲気。






何故なら、

今日は我が子輝の5歳の誕生日なんですから！








「 輝〜〜！生まれてきてくれてありがとうっ！」



「 ママなきそうだね。どうしたの？」



「 んんん、嬉しくって。」









毎年泣きそうになってるんだから

輝が成人したときどうなるの？ってね

でも親って…こんなもんかな






ほら、広斗だって細く笑って

愛おしそうにオモチャをみてはしゃぐ輝を見てる。









家族ってやっぱり素敵

こうして一つになっているから。









「 パパ、オレとちゅうしてくれないの？」



「 ん、おいで。」









一丁前にオレなんか言っちゃって

ぜんぶぜんぶ、広斗の真似だけどね。








まだ広斗の片手に収まる輝は

片手に抱かれて、ちゅっちゅっ、と

何度も可愛らしいキスを交わす。








ほんと、今だけだよね。





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