HiGH&LOW ___ 雨宮広斗の嫁【登坂広臣】

# (23) ページ23

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◎ ダッフィー様リクエスト









カラカラとアスファルトの上をベビーカーが通る








片手にうちわ

片手にベビーカー。








…暑い！暑い！暑い！









「 駐車時から遠くない……？」




「 しゃーねえよ。」









隣で男らしく汗をかく広斗は

偶にベビーカーを押すのを代わってくれる。








いつもお出掛けするにはバイクだった

けど

今度からは車に変わった

雨宮夫婦。









「 ふぅ…まぁ…ぱぁ…う。」



「 輝？どーしたのお？」








ベビーカーで

まぁ、ぱぁ、と言えるようになった輝が

不機嫌そうに

ムスゥっとしている。






広斗はいつもそれをみて

ブッサイクな顔だな〜？と

デレッデレ顔でいう。









「 輝〜またブスな顔してんの？」



「 ……ぅ。」



「 ブース……って、痛え！」








ベビーカーの中の輝を覗き込んでいた広斗が




パッと顔を出した。







不思議に思い顔を見ると……









「 ぶっ！輝！ナイス！」






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