検索窓
今日:9 hit、昨日:28 hit、合計:1,564,619 hit

# (3) ページ3

.






それから

私が頑張った夕飯を

雅貴さんは何回も美味しいと繰り返しながら

完食してくれた。






広斗は照れながらも

すげぇ美味いよ、って

一回だけど言ってくれて






ルンルンで食器洗い。






べび太郎くんも

お腹の中で暴れてるから

嬉しいのかな?







「 …A。こっち終わったぞ。」


「 あっうん!私もあとこのコップだけ。」






妊娠してから

広斗は食器洗いやら洗濯物やら

いろいろと手伝ってくれている。





かなり助かる






妊娠中に優しくされると

涙出てきそうになっちゃうんだよね (笑)








「 はー終わった。」


「 ん、ベッド行こ。」








濡れた手をタオルで拭き取り

差し出された広斗の手を握る

お互い冷たい手だけど

ちゃんと愛を感じる。







ベッドまでの短い距離でも

“転んだら危ないから”って







しっかり手を繋いでくれる。







「 …あー、疲れた。」


「 お疲れ様。」






寝室に行くと

ベッドに倒れ込む広斗。





私をチラッと見ると

腕を広げてくる








「 ほら、おいで。」


「 うん… 」







落ち着く胸に

体を預ける。





結婚しても

まだ照れちゃうし

まだ恥ずかしい。





.

# (4)→←# (2)



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (816 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2856人がお気に入り
設定タグ:雨宮広斗 , High&Low , 登坂広臣
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆおん | 作成日時:2016年6月5日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。