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(( 広斗side ))
仕事から帰ると
部屋から聞こえる輝のすごい泣き声。
A、抱っこしてねえのか…？
胸がざわつき
急いで部屋に向かった。
「 A！輝！…A！！」
ドアを開けるとそこには
Aの腕の中で泣く輝と
ぐったりしているA。
すぐに駆け寄り、輝をベッドに寝かし
Aのデコに手をやる。
「 …すげえ熱。
輝、待っててな。ママのこと寝かすから。」
まだ泣き続ける輝を撫でて
Aを姫抱きする。
前に抱っこしたよりもかるくなってる
ストレス溜まってたのかもな…
何もしてられなかった自分に腹が立ち
イライラが増す。
Aをベッドまで運び
優しく下ろすと
ぎゅっと手を握ってきた。
「 …ひ、ろと… 」
「 A… 」
か弱い声に
涙が出そうになった。
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作者名：ゆおん | 作成日時：2016年6月5日 19時
