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# (18) ページ18

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数時間後。






「 ちっせ〜な。」



「 だね… 」



「 名前、決めたやつだよな?」



「うんっ。」








私と広斗の腕の中には

産まれたばかりの

輝(てる)くん。





輝く子になってもらいたい

そんな願いを込めて

ずっと前からつけていた名前。






広斗のように

不良さんになるのかな…?(笑)






なったとしても

優しいひとに、なってほしいなあ。









「 …ふふ。かわい。」




「 目、ぱっちりだな。」







暫く輝の顔を眺めていると

バンッと病室のドアが開いた。







「 Aちゃん!!広斗!!」







登場。

広斗のお兄さん (笑)








「 うるせえよ兄貴。」



「 いや!だって!」



「 …産まれましたっ。」








目をキラキラさせながら

広斗に抱かれている輝を見て

きゃあ!と声を上げた。






それからはもう大変

私と広斗から輝を奪って



顔にちゅーを繰り返す。






…ホント、面白いおにーさん(笑)




.

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作者名:ゆおん | 作成日時:2016年6月5日 19時

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