-�爐�んなのこ��- ページ25
「＿＿大変…、いや、慣れましたよ。俺は鬼に全部を奪われた、だからこの怒りや苦しみを貴方の周りの人に背負わせないように、俺たちが必ず守り抜きます。」
「頼もしいわ…ありがとう。」
ぽんぽんと額に頬に白粉が塗られてゆく。
唇には紅を。
そのくすぐったさに思わず目をギュ、と強く結ぶ。
「ふふ…っ、出来上がり！目を開けて？」
言われるがままにゆっくりと目を開け目の前の少女を見つめれば少女は大層満足げに瞳を輝かせ鏡をAに持たせた。
「ほら見てみてっ」
「う、はっ、はい…ってうおお！凄い！俺じゃない…ちゃんとした�狃�の子�瓩�いる…お姉さんすごぉい！これなら鬼も男だって分からないですねっ」
手鏡に写し出された自分の姿に思わず食い入るようにじぃっと見つめる。
すんごい。
キラッキラしてる。
�爐�んなのこ�瓩澄�
「旅人さんのお顔が綺麗なだけよ。白粉と紅をさしただけだもの。」
「ふはっ、炭治郎、見たら驚くかなぁ。」
「＿＿カァ。」
ふわりと静かに窓から黒い影が舞い込む。
Aの肩に降り立ったのは他でもない、黒影だ。
「黒影っ！おかえり。」
「きゃあ！カラス…っ！」
「大丈夫ですよ。驚かせてしまってすみません。この子は賢いので人を襲ったりしませんし、お部屋も荒らしません。俺の仕事の相棒です。」
「竈門炭治郎カラノ伝達。伝達。東側ノ調査、被害者ノ婚約者カラ有力情報有リ二ツキ継続。今カラ現場ニ向カウ。日ガ暮レル前ニハ合流スル。一人デ無茶ヲスルナ。以上。以上。」
「�牋貎佑婆誼磴鬚垢襪吻瓠�！一言多いっての。でも、炭治郎も手掛かり見つけたか。ありがとう黒影。炭治郎が合流するまでは俺たちもこっちで聞き込みを続けようか。＿＿作戦決行は日暮れだ。」
「カァ。」
あれから街に戻り聞き込みを続けたもの、消えた少女の行方は未だに不明なこと。
夜道を歩いていたら忽然と姿を消してしまったこと。
16歳までの若い女性ばかりを狙うということ。
家族はずっと消えた人の帰りを待っているということ。
「…許せない、」
バサリ、と黒影が肩に降り立つ音でハッと我に帰る。
…俺は怒りで自分を見失う事がよくある。
「……切り替えなきゃ。」
冷静に。
＿＿冷静に。
「…ふはっ、そろそろ日暮れだ。炭治郎と合流しようか。」
「カァ」
日が沈む。
空が赤黒く染まる。
日が沈むと動き始める影。
鬼を倒すために、俺たちは今此処にいるんだ。
.
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あ - パースワード教えていただければ嬉しいです (2月29日 19時) (
レス) @page32 id: 9e43a05317 (このIDを非表示/違反報告)
こはく(プロフ) - ずっと前から見ていた作品でアカウント変えてからやっと見つけました。パスワードを教えていただけたら嬉しいです (2月8日 8時) (レス) id: 094a65f89f (このIDを非表示/違反報告)
あい - 一気に見さて頂きました。おもしろかったので続きが読みたいのでパスワードを教えていただけたら嬉しいです。 (1月25日 19時) (レス) @page29 id: b97ed817a2 (このIDを非表示/違反報告)
ぴえんはけつの穴 - かきなおし途中でもいいので読みたいです…この続き全部パスワード管理で寂しいです…気長に待ってます！ (10月30日 17時) (レス) @page31 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ - 前に無限列車編の途中まで読ませてもらってた者です！ほんと大好きな作品です🌼めちゃめちゃ面白かったのでまたもう1回読みたい…🥺急かすつもりは無いのでいつか読めたらいいな〜ぐらいの気持ちで待ってます！のん。さん応援してます！ (9月13日 12時) (レス) id: b566dd52f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のん。 | 作成日時：2019年9月22日 8時
