*▽ ページ39
・
その日、Aはどうにかアンコールまで踊り抜けると、
舞台裏に下がった途端倒れた。
医療チームが駆けつけて、Aを医務室まで運ぶと、
即座に点滴などの処置を施された。
バクステに参加せずこの日を終えたAは、
既に準備を終えた陸と海青が迎えに来た。
陸「調子はどう?」
『なんか、力抜ました』
陸「終わったからホッとしたかもね。
今日はもうホテル帰れるよ」
海青「歩けます?」
『歩けるよ〜』
陸「んー、陸さん心配だなぁ。
荷物僕が持つから、海青におんぶしてもらえば?」
『ちぇい疲れてんじゃん』
海青「アドレナリン効いてるんで余裕っす」
『うぇ……すげぇな男の子』
海青「ネガる前に帰ろ〜」
陸「そうだねぇ」
Aをおんぶした海青と、
三人分の荷物を持った陸が正面に出てくると、
全員バス待ちで待機していた。
翔吾「A〜、おかえり〜」
『ただいま翔吾』
拓磨「陸さんどっちか持ちますよ」
陸「ありがと〜、けど大丈夫だよ〜」
壱馬「頑張ったんじゃねぇの?」
『上から目線うぜぇから黙ってろばカワムラ』
壱馬「泣かす」
『アッカンベー!』
海青「俺の背中で喧嘩しないでAさん(笑)」
慎「壱馬さんも病人に喧嘩売らないでくださいよ(笑)」
北人「どっちが上か下か分かんないですねぇ〜」
樹「北人さんは黙ってて、二人に捲し立てられるだけだから」
R「(爆笑)」
彰吾「相変わらず仲ええな」
健太「若いねぇ〜」
瑠唯「俺らの中で一番Aと喧嘩してんのは健太だけどね」
健太「ひひひ」
瑠唯「なんで誤魔化す時ひひひとか言うかな」
龍「バス来ますよ〜」
陣「はい騒がんと!A一番前に座らせて、他自由な!
取り合いは無しよ!」
力矢「乗り遅れたら歩いて来てね〜」
翔平「緩いですよリーダー!(笑)」
昂秀「帰ろ帰ろ」
それから遠足の帰りのようなテンションでバスに乗った一同。
帰りは疲れたように全員が眠っていた。
・
541人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (1月23日 20時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:雪乃 | 作成日時:2024年1月21日 17時