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陸「なんかスッキリした顔してるね」
『そうですか?』
リハーサルの時、後半から合流した陸さんに言われた。
自覚は無いけど多分、
メンバーのことを思ってくれてる陸さんなら気づくんだろうな。
『泣かされました』
陸「え!?」
『あの人らに』
顎で教えると、陸さんが向けた視線の先には
ハイサイコンビと彰吾さんが固まってて。
陸さんは私を見た。
陸「泣かされたって……なんで……」
『私今まで2回しか帰省したこと無かったんです』
陸「え」
『それから全ては始まってて、
別に我慢してたつもりは無かったんですけど、
積もってたものを吐き出させられたというか』
陸「そうなんだ」
『はい』
私はホッと一息をついて、
じゃれあってるメンバーを見てた。
すると、陸さんが頭を撫でてくれて。
陸「A」
『はい?』
陸「ギューしていい?」
『唐突に?』
陸「良いから」
『いいですけど』
身長が低い私は少し、陸さんにスッポリとハマってしまって。
陸さんはそんな私をギュって抱きしめて、
優しく背中を撫でてくれた。
陸「頑張ってくれて、ありがとうね」
『……ははっ、改めて言われることでもないですけどね』
陸「それでもお礼くらい言わせてよ」
『受け取っておきます』
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○rmpg_kazuma_kawamura 【ストーリー】
【抱きしめ合ってるりくひらがな二文字】
〈珍しくメンバーとくっついてるA〉
〈まるで熊とうさぎ〉
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美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (1月23日 20時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:雪乃 | 作成日時:2024年1月21日 17時