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*▽ ページ23









続いては腕を切り落とされるという
ショッキングなシーンが待ち構えており


これはマジックを使った演出なのでご安心ください。






【『マジでタチ悪いと思う』】





不審者「次はお前だ!!」



「はなしてっ……やだ、まだ死にたくない……」



不審者「そうか、そうだよな、まだ死にたくないよな?
けど鈴本Aが出てくるまで、一人ずつ殺していくんだ」



「っ……」



不審者「そうだなぁ……これは、こうしてやるか?」



「あぁっ!!」





と、ここで腕が切り落とされた。



その瞬間、健太はAがこれ以上見ないようにと
必死に抱き抱えるて顔を隠す。






【慎「悲鳴あげないのがリアルですよね」】



【壱馬「ホンマにビックリした2人って
マジでなんも喋らんからな」】





痛みに悶える悲鳴に耳を塞ぐ2人。



健太の肩に顔を押し付けられているAの表情は見えないが、
それらを一部始終見ている健太の表情は、真っ青だ。





【瑠唯「これ以上いじめるのはやめてあげて……心痛い……」】



【陸「分かる……」】



【『この2人見てると彰吾さんがマジでサイコパスに見える』】



【彰吾「お前には負ける」】



【『え?』】





そんな時だった。



不審者が動き出したのは。




今度は前方から裏切り者役のスタッフが2人に銃口を向けた。





健太「っ」



『けんたさん……?』



裏切り者「いつ出てくるか楽しみにしてたのだけど
全然出ないものね」



『待ってどういうこと』



裏切り者「つまりはこういうことです」





そう言って彼女が銃口を天井に向けて発砲した。



健太はAを抱えて庇っていたのだが、
舞い落ちてきた紙吹雪に2人の反応が固まった。





健太「何これ」



スタッフ「紙吹雪です」



健太「どういう状況?」



スタッフ「ドッキリです」



健太「………なぜ?」





【R「(爆笑)」】





スタッフ「浦川さんがエゴサ中に2人の不仲説を見たらしく、
そうじゃないよと世間に見せようって、陣さんが」





【陣「俺ぇ!?ちゃうよ!?」】





健太「マジであの馬リーダー……!」





【陣「俺ちゃうて!!」】





健太「A、A……もう大丈夫だよ」



『今顔あげられないマジで。
少しこのままでいいですか』



健太「怖かったな、もう大丈夫だから。
もう終わったよ」



『ほんと、すいません……』










命がかかって初めてビビった2人であった。









*▽→←*▽



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美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (1月23日 20時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃 | 作成日時:2024年1月21日 17時

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