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Aは基本的に感情の起伏が無い。
常にローテンションで、淡々としてる。
けど、売られた喧嘩は買うタイプで、
それでも、心の底からキレてるのを見たことが無い。
壱馬「ほく？」
北人「ん？」
壱馬「考え込んでどないした？」
北人「俺とAが話すきっかけのことを思い出してた」
壱馬「あぁ……」
集合待ちしてる中、俺と壱馬は多分、
あの時のことを思い出してた。
壱馬「なんか、あの時さ」
北人「ん？」
壱馬「すんげぇ心苦しかったの覚えてる」
北人「そうだねぇ。
結局俺ら、Aを支えることができなかったし」
海青「それは違いますよ」
俺と壱馬が真剣に話し込んでる時、
近くで話を聞いてたのか、ゲームしてたはずの海青が口を挟んだ。
海青「多分やけど、俺らが居なかったらあの人は本当に、
この世に残らなかったと思う」
北人「そんなに？」
海青「それほどまでに、俺らの存在ってデカイんすよ。
仲が良い悪い関係無く」
壱馬「よう断言すんな」
海青「このグループで一番の理解者は壱馬さんっしょ？
なら、分かるんじゃないですか？」
北人「そうなの？」
俺らが壱馬を見ると、
壱馬は何も言い返せないようで黙り込んだ。
無言は肯定。
壱馬「俺もAもランペに人生を捧げてる。
だから、メンバーもやけど、グループに意味があるんよ」
北人「へぇー」
壱馬「ダンスに繋いでくれた恩人のお守りって、
Aにとっては頑張れたキッカケなんやと思う」
海青「言ってました。
約束があったから頑張れたって」
壱馬「誰に何言われようと、大好きな人の言葉って重いんよ」
北人「そうだねぇ」
壱馬「皮肉なもんだよ。
人は傷つけばつくほど強くなる。
それをAは地で行ってる」
俺らがAに視線を向けると、
撮影で練習できなかった振付を樹に教えられてた。
仲良くできないって言いながらも、
一周回って仲良いんだから。
壱馬「亡くなった人からもらったものは、もう二度と帰って来ない」
海青「……」
北人「……」
いじめの最後は、
Aがダンスを始めるきっかけだった方が生前、
最後に会った時にくれたというお守り。
それがボロボロになってゴミ箱に捨てられてた。
最初で最後の証拠で全てが解決したんだ。
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snow0224(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませていただいてます(^^) 全然関係ないのですが作者様と全く同じ名前、同じ漢字で焦りました笑（作者よりのページで気づきました笑）ホントなんの事や〜って話なんですが嬉しくてコメントさせてもらいました＾＾ (3月13日 0時) (
レス) @page21 id: 5c65d1e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 12時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - kuroさん» 初めまして、閲覧、リクエストありがとうございます！何かと出かけたい気持ちを前面に出してるりっくんと二人の旅行！楽しみです！順番に公開していくので少々お待ちください🙇♀️ (2月29日 10時) (レス) id: d93f4d8728 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - はじめまして いつも楽しみにして読んでます さっそくリクエストですが りっくんと 旅行する でお願いします🙇♀️ (2月29日 7時) (レス) id: 2769407402 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - ボボキツネさん» 再びリクありがとうございます！次々消化していくので少々お待ちください！ (2月28日 0時) (レス) id: d93f4d8728 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪乃 | 作成日時：2024年2月17日 11時
