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*▽ ページ26









ショッピングモール近くの高級ランチ、
そこの個室のテーブルになぜか着席。







『だからなぜ?』




広臣「Aとサシ飯ってそう経験できないし、
行くんなら今かな〜って」




『随分とご機嫌がよろしいようで……』







目の前の人はプレートに乗ったご飯を美味しそうに食べるけど、
こちとらそれどころじゃないんだよ。







広臣「食べないの?」




『緊張して食べられないんですよ。
いつ身バレするか分からないから!』




広臣「お前は真面目だな〜。
ホント、壱馬と一緒」




『あいつとは一緒にしないでください。
彼はあなたとの食事会なら喜んで爆食いですよ』




広臣「よく知ってんじゃん(笑)」








ケタケタ笑う彼。



私はそれを無視して付け合せのスープを飲んだ。



本当に金がかかってる味がする。








広臣「で、何に緊張してんの?」




『あなたと出かけてることですよ。
仕事以外で誰かとサシなんてしてないのに!』




広臣「だからじゃん。
だからこそ堂々としてるんだよ」




『あなたは堂々としすぎ』








普通に笑えないのだが。




そう思ってると、この人は私の写真を撮り始めた。








広臣「Aはもう少し気を抜いてもいいと思うけどな。
まだ20過ぎたばっかの普通の女の子なんだし」




『あのですね、これとそれとでは話がだいぶ……』




広臣「A」




『はい?』




広臣「辛い時こそ仲間を頼れ。
仲間が辛い時に頼ってくれるのと同じだよ」









自身が経験したことあるからこその一言。




先輩のその言葉に、私は頷くしか無かった。







広臣「よし、これで、ストーリーを……」




『は?』




広臣「これでさ、世間がどんな反応するか見てみようぜ」




『……』




広臣「案外気にすることでもないって」







私は小さいひと口をモグモグしながら、
どこかご機嫌な登坂さんを見ていた。









これ、どっちかって言うと、
壱馬の方がうるさいんじゃないかなって思った。






そしたら本当にうるさかったのは、
陸さんの方だったけど。









*▽→←*▽



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snow0224(プロフ) - 初めまして、いつも楽しく読ませていただいてます(^^) 全然関係ないのですが作者様と全く同じ名前、同じ漢字で焦りました笑(作者よりのページで気づきました笑)ホントなんの事や〜って話なんですが嬉しくてコメントさせてもらいました^^ (3月13日 0時) (レス) @page21 id: 5c65d1e7b4 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - 移行おめでとうですコロナとか温度差で体調に気をつけましょう (3月12日 12時) (レス) id: fa15550fa1 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - kuroさん» 初めまして、閲覧、リクエストありがとうございます!何かと出かけたい気持ちを前面に出してるりっくんと二人の旅行!楽しみです!順番に公開していくので少々お待ちください🙇‍♀️ (2月29日 10時) (レス) id: d93f4d8728 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - はじめまして いつも楽しみにして読んでます さっそくリクエストですが りっくんと 旅行する でお願いします🙇‍♀️ (2月29日 7時) (レス) id: 2769407402 (このIDを非表示/違反報告)
雪乃(プロフ) - ボボキツネさん» 再びリクありがとうございます!次々消化していくので少々お待ちください! (2月28日 0時) (レス) id: d93f4d8728 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:雪乃 | 作成日時:2024年2月17日 11時

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