57話 ページ8
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BH「は？それまじ？」
「うん、まじ。」
この前、
ディオくんが私に連絡先を教えてくれたことをベクに話した。
BH「なんかの間違いじゃねーの？」
そう言うベクの気持ち、
私ですらわかる。
夢かと思ったもん…
「やっぱベクもそう思うよね。私も未だに信じられない。」
BH「まあ、正直びびった。」
BH「連絡先聞いたってことは、あいつと連絡とったりしてんだ。」
「それが…、」
BH「うん？」
「……まだ一回も。」
私がそういうと、
キョトンとした顔で、
BH「は？意味ねぇ〜…」
ってこぼした。
わかってるよ…
「だって、緊張して送れないんだもん。」
それにしつこくして
嫌われたくないし。
「いいの。連絡先にディオくんの名前があるだけで嬉しいんだもん。」
何回も、
ディオくんの名前があるのを確認してはニヤニヤしてる。
アイコンは初期設定だし、
ホームに行ったって、
写真がアップされてるわけでもない。
それでも、
ディオくんといつでも繋がれるって思うだけで
最高に幸せ。
BH「今送れば？」
「は！？無理。」
BH「ひとりじゃ送んねーだろ。」
「わかってるけどー…」
BH「うわっ、あれ見ろよ。」
「ん？何？」
「えっ！ちょっと返してよ！」
嘘みたいに単純な手に引っかかって、
いつの間にか私のスマホがベクの手に。
「ねえ、まじで返して！」
BH「聞こえなーい。」
私が呆気にとられていると
BH「次はー…、いつ会えますか？っと、」
何食わぬ顔で独り言を言いながら
両手でポチポチといじってる。
…おそらく、
メッセージでも送ったんだろう…
「もう、最悪…」
なんて口では言ってるけど、
ほんとは感謝するべきなのかも。
こうでもしてもらわなきゃ
きっと連絡なんてしてなかっただろうから…
でも、
やっぱり怖い。
「返事返ってこなかったらベクのせいだからね…」
正直返事が来るのかすごく不安。
BH「お、既読になった。」
「え！？」
BH「うっそー。」
「…、ムカつく。」
BH「ごめんごめん、」
「サイテー。それはさすがにない。」
BH「ごめんて、怒んなよ。な？」
「……、」
BH「あいつだって忙しいのお前もわかるだろ？」
「わかってるよ…。」
そんなの言われなくたって
十分わかってるってば。
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太陽(プロフ) - はじめまして！読み出してすぐにどハマりして一気に読んじゃいました！長い間更新はされていないようですが、もう更新はされないのでしょうか？（ ; ; ）続きが気になりすぎて気になりすぎて…. (2021年6月22日 17時) (
レス) id: 51a9c9d2a6 (このIDを非表示/違反報告)
マ(プロフ) - こんばんは。どハマりして一気に読んでしまいました(T-T)！！！ジョンデのポジションも最高すぎます。。。！！ぜひみんなが幸せになってほしいです！T_T（笑）更新楽しみにしております！ (2018年11月27日 1時) (レス) id: bd554c2e10 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - はじめまして！バイトの前に読み出したら続きが気になり過ぎてバイト中にコッソリ読み続けちゃいました！店長ゴメンなさいwギョンちゃんのお話だけど、個人的にベク推しな私…ベクちゃーん、もうべくちゃんとくっついてw楽しいお話ありがとうござます。 (2018年11月23日 1時) (レス) id: 3e50fa84d5 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - お久しぶりです、お話の続きとても楽しみにしてたので嬉しいです！ありがとうございます(^ ^) (2018年10月29日 15時) (レス) id: e8df2da9bd (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - ぱらちゃんさん» お久しぶりです！！コメントありがとうございますー！！長い間更新できたなかったのにまた読んでくださってありがとうございます！！がんばれます〜〜〜（ ; ; ） (2018年6月12日 23時) (レス) id: 2850fd4c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2017年7月28日 1時
