55話ーベッキョンsideー ページ6
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「怒った？」
なんて、聞かれたけど
本当に怒ってない。
そもそも怒れる立場でもないし。
…まあ、
怒ってはないけど…
正直、嫉妬はしてる。
おもしろくないってゆーか…
普通にディオが羨ましいだけ。
でもそんなこと言ったら
告ってるようなもんじゃん。
A「そりゃあ、関係ないかもしんないけどさ…、なんかもっと言い方あるじゃん？なーんかベク冷たい。」
…やべ、
だってさ、
ああでも言わないと…
本音出ちゃいそうだし。
A「自分であんまり行くなって言ったくせにさあ〜」
「行くなって言って欲しいの？」
A「そうじゃなくて！好きならしかたないとか、そうゆうふうに言って欲しかったの！わかる？女心！」
やっぱ、
女ってめんどくさ〜
って、
お客なら思うんだろうな。
俺だって、
一応プロだ。
なんなら経験の少ないAよりも
女心なんてわかってるつもり。
お客さんにだったら、
言って欲しいことのひとつくらい言えるよ。
でもさ、
Aにはそんなんできないし。
…言いたくない。
「言ったけど、決めるのはお前じゃん。」
あからさまにムッとしてるAを見て、
かわいいなって思った。
俺の態度が気にくわないって
怒ってんのも、いいもんかも。
A見てたら思わずニヤけるわ。
A「何笑ってんの？」
「いや、なんかAとこーゆー感じに会うの久しぶりだなって思っただけ。」
A「そういえば、そうだよね。それなのに怒ってごめん。」
「お？素直だな。えらいえらい。」
A「だって！ベクの言い方が！」
「はいはい。まあ飲めって。」
すでに空になってるAのグラスに
ビールを注いで、
自分のにも注ごうとした時、
A「あ！ベクいいよ。サイダー頼もう！」
Aに止められた。
「いいよ、何で？」
A「ベク飲めないでしょ？」
「え？」
何で知ってんの…？
A「あー、実はこの前、吐いてんの見ちゃった。ごめん。」
うわ…、俺かっこわるい…
A「それなのに、誘ってくれてありがとね。」
「別に…、」
抜けてると思ってても、
意外と人のこと見てて
ちゃんと気ぃ使えるところも
やっぱり好きだなんて
実感しちゃうんだから
ほんとに勘弁して欲しい。
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太陽(プロフ) - はじめまして！読み出してすぐにどハマりして一気に読んじゃいました！長い間更新はされていないようですが、もう更新はされないのでしょうか？（ ; ; ）続きが気になりすぎて気になりすぎて…. (2021年6月22日 17時) (
レス) id: 51a9c9d2a6 (このIDを非表示/違反報告)
マ(プロフ) - こんばんは。どハマりして一気に読んでしまいました(T-T)！！！ジョンデのポジションも最高すぎます。。。！！ぜひみんなが幸せになってほしいです！T_T（笑）更新楽しみにしております！ (2018年11月27日 1時) (レス) id: bd554c2e10 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - はじめまして！バイトの前に読み出したら続きが気になり過ぎてバイト中にコッソリ読み続けちゃいました！店長ゴメンなさいwギョンちゃんのお話だけど、個人的にベク推しな私…ベクちゃーん、もうべくちゃんとくっついてw楽しいお話ありがとうござます。 (2018年11月23日 1時) (レス) id: 3e50fa84d5 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - お久しぶりです、お話の続きとても楽しみにしてたので嬉しいです！ありがとうございます(^ ^) (2018年10月29日 15時) (レス) id: e8df2da9bd (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - ぱらちゃんさん» お久しぶりです！！コメントありがとうございますー！！長い間更新できたなかったのにまた読んでくださってありがとうございます！！がんばれます〜〜〜（ ; ; ） (2018年6月12日 23時) (レス) id: 2850fd4c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2017年7月28日 1時
