52話 ページ3
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BH「よー、お疲れ。」
「ベク…、」
バイト先のコンビニを出ると、
出入り口の前に
ベクが立っていた。
BH「久しぶり。」
「あ、うん…」
約束を破った後ろめたさで、
目を合わせらんない。
「…どしたの？なんでここに？」
BH「んー、たまたま通りかかったらAが見えたから。」
「そか…、」
元々ベクはここの常連なんだもんな。
BH「A、これから暇？」
「うん、もう帰るだけ。」
BH「飲み行こうぜ、付き合えよ。」
「え？でも…、」
ベクお酒飲めないじゃん。
BH「久々に早く仕事終わったのに、遊べる友達がお前しか思いつかなくてさ。俺ってマジ友達少ねぇのな。ははっ。」
「そんなん言ったら私も少ないよ。」
BH「んじゃ、友達少ないもん同士行こうぜ。」
そう言ってベクが肩を組んできた。
…バレてんのかな。
でも、いつもと変わらないし…
お店についても、
ベクは特に変わらずって感じだ…
BH「A、ちゃんと飯食ってる？」
「うん、まあ。」
BH「本当かよ。なんか痩せこけてんじゃん。肉食え肉。」
ベクが、
メニューを私の方に向ける。
「心配しなくても大丈夫だよ。」
BH「…、心配くらいさせろよ。」
ベクがボソボソと言うから
よく聞き取れなかった。
「え？」
BH「何でもない。とにかくなんか頼もうぜ〜。」
そう言って店員さんを呼んで
食べきれないほどのおつまみを頼んだ。
「こんな食べれないよ。」
BH「俺が食うからいいんだよ。Aは食べれるだけ食べろ。」
「…わかった。」
黙って、
サラダのキュウリを私の取り皿に
移してるベクを見ながら
ディオくんのことをどう話そうか考えた。
やっぱり黙ってるのは嫌だし。
「…ねぇ、」
BH「ん〜？」
こっちも見ずに
うぇって顔しながらまだキュウリをよけてる。
…キュウリそんなに苦手なんだ。
私って、
やっぱりベクのこと何にも知らないんだな。
「私最近またね、」
BH「よくうちに来てる？」
やっと、ベクがキュウリから目線を私に移した。
「知ってたんだ。」
BH「まあね、」
「…怒った？」
BH「あ？なんで俺が怒んなくちゃいけねんだよ。別にいいんじゃねーの？」
「そっか、」
BH「そんなんお前の勝手じゃん。俺関係ねーし。」
怒ってなくてホッとしたけど、
無関心なベクの態度に
なんてゆーか、
ちょっと傷ついた。
そりゃあ、関係ないけどさ…。
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太陽(プロフ) - はじめまして！読み出してすぐにどハマりして一気に読んじゃいました！長い間更新はされていないようですが、もう更新はされないのでしょうか？（ ; ; ）続きが気になりすぎて気になりすぎて…. (2021年6月22日 17時) (
レス) id: 51a9c9d2a6 (このIDを非表示/違反報告)
マ(プロフ) - こんばんは。どハマりして一気に読んでしまいました(T-T)！！！ジョンデのポジションも最高すぎます。。。！！ぜひみんなが幸せになってほしいです！T_T（笑）更新楽しみにしております！ (2018年11月27日 1時) (レス) id: bd554c2e10 (このIDを非表示/違反報告)
りさ(プロフ) - はじめまして！バイトの前に読み出したら続きが気になり過ぎてバイト中にコッソリ読み続けちゃいました！店長ゴメンなさいwギョンちゃんのお話だけど、個人的にベク推しな私…ベクちゃーん、もうべくちゃんとくっついてw楽しいお話ありがとうござます。 (2018年11月23日 1時) (レス) id: 3e50fa84d5 (このIDを非表示/違反報告)
きら(プロフ) - お久しぶりです、お話の続きとても楽しみにしてたので嬉しいです！ありがとうございます(^ ^) (2018年10月29日 15時) (レス) id: e8df2da9bd (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - ぱらちゃんさん» お久しぶりです！！コメントありがとうございますー！！長い間更新できたなかったのにまた読んでくださってありがとうございます！！がんばれます〜〜〜（ ; ; ） (2018年6月12日 23時) (レス) id: 2850fd4c89 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2017年7月28日 1時
