56話 ページ7
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ユナ達のお宅に泊めてもらった次の日、
仕事帰りに
会社近くの不動産屋の前で物件を眺めていた。
さすがに、
何日も居させてもらうわけにはいかない。
二人の邪魔になるもん。
「う〜〜ん。どうしようかな…決めちゃおうか。」
不動産屋の中に入ろうとした時、
SE「Aさん？」
BH「お、何してんの〜？」
ちょうど退勤途中のセフンくんとベッキョンに声をかけられた。
「あ、」
どうしよう。説明なんてしたくない。
「いや、ちょっとね。」
SE「そうだ。今から飲み行きませんか？」
「え、ちょっと、」
BH「いいね、行こうぜ〜」
私の腕を引っ張り、
歩き出すセフンくん。
SE「ね、行きましょう〜」
まあ、いいか…
ユナには、
「同僚と飲みに行くから遅くなるゴメンね。」
と、伝えた。
いつも、
ギョンスに言ってたな〜って、
また思い出しちゃった。
BH「いや、マジ俺腹筋割れてんだって。」
「嘘だー！」
BH「まじだって。ほんと。見る？見せようか？」
「いや、いいから。」
BH「脱ぐとすげぇんだってば、お前も見たら俺に惚れるって。」
SE「やめて。無理」
BH「セフナ、俺一応ヒョンだぞ？」
「あははははは」
セフンくんとベッキョンとの飲み会は
本当に楽しくて、
笑ってる間だけは、ギョンスのことを考えずにいれた。
BH「そろそろ帰るか〜」
SE「ですね。」
「じゃあ、タクシー拾おうかな。」
SE「送りますよ、」
BH「うんうん。送ってもらえよ。」
「いや、本当に大丈夫。」
だって、
私、あの家に帰らないもん…
SE「危ないですよ。」
「大丈夫だよ。まだそんなに遅くないし。」
BH「だめだめ、ほら。」
って、
ベッキョンが、タクシーを
一台捕まえて、
無理矢理私を押し込んだ。
「わっ、ちょっと、大丈夫だってば！」
抵抗する私なんておかまいなしに、
セフンくんも一緒に乗り込んで来る。
BH「じゃ、セフナ、よろしくな。」
SE「はい。おやすみなさい。」
…家の前についたら、
もう一回、タクシー拾って
ユナん家まで行くしかないな…
そう思っていたのに、
『ここですか？』
SE「あ、はい。ここです。」
「え？ここどこ？」
SE「俺の家です。」
着いた先は、セフンくんの家だった。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 塩さん» はい！塩さんのとっても面白いですよー！また、新作楽しみにしていますので！ (2018年1月2日 20時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» 先ほどもコメントさせてもらったのですが、久しぶりにロングインしたのでどちらもお返事遅くなってすいません！こっちも読んでいただけたんですね(T-T)ありがとうございます(T-T) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 二人とも幸せになってよかったねぇ(T ^ T)泣きそうでした！ (2017年12月24日 1時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - たるぎ。さん» 初めまして！読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます(/ _ ; )癒しだなんて、ありがたきお言葉です〜！！(T ^ T (2017年4月11日 13時) (レス) id: bba33da31b (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ。(プロフ) - 塩さん、初めまして！こちらのお話オススメされて読んでみましたが、もうそれはそれはいちいちツボを突いてきてキュンキュン止まりませんでした…癒しをありがとうございましたTT (2017年4月10日 11時) (レス) id: b395b0233c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2016年7月25日 22時
