55話 ページ6
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ギョンスがいない間に、
家を後にした。
あの人と会った後のギョンスになんて
会いたくないから。
「お邪魔します。」
YN「A〜〜〜、大丈夫？」
MS「いらっしゃい。」
玄関で二人が出迎えてくれた。
「へへ、ついでにプロポーズも取り消されちゃった。まあ、もう私と結婚する意味もないしね。」
冗談めかして言ったけど、
ユナ達の顔を見たら安心して、
少し泣きそうになった。
YN「…もう、ギョンスのやつ…Aにこんな顔させて。許せない。」
「いいんだよ。初めから片想いってわかってたし。」
MS「とにかく上がりな。」
「すいません、ユナのお言葉に甘えちゃった。」
YN「気にしないで。いくらでも居てね！」
「んーん、早く家探すよ。ごめんね…」
それにしても
いつ来ても綺麗な家。
ミンソク先輩が片付けてるんだろうな。
…ギョンスもよく
私に片付けてって言いながら
結局は掃除してくれてたな…
って、
ダメダメ…
早く忘れなきゃ。
YN「A、今日は飲もう〜ミンソク〜、ビールとって〜！」
MS「はいはい。A、ゆっくりしてってね。」
「…なんか、本当すいません。」
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「うっうっ…私だってさ、子供っぽいことしたと思うけどさ、でもさ、好きなら仕方なくない？」
物の見事に、
酔っ払った私は泣き上戸になった。
「…初恋の人がいきなり出てくるなんて漫画かよ！ふざけんな！」
YN「もう本当、ギョンスのやつムカつく！ね、ミンソク！」
MS「う〜ん、アハハ…」
「やっぱり先輩はギョンスの味方なんだ…同じ女としてユナはこの気持ちわかってくれるよね？」
YN「わかるわかる。私だってもしミンソクに好きな人ができたら暮らせない…てか、ミンソクに好きな人なんて無理〜〜〜〜」
私につられて、
ユナまで泣き出した。
「あ〜！先輩泣かせた！ひどい！男なんて最低！」
MS「…ふたりとももうそろそろお酒やめよっか。ね？ユナ」
YN「やだ！ミンソクに好きな人なんて絶対嫌だ〜〜！」
MS「あーあー…大丈夫だからさ、もう寝よ？」
「うっうっ、……ギョンスのバカ…」
MS「Aはさ、本当にこれでよかった？」
「え…？」
MS「んー、何でもない。酔ってる時に言っても意味ないしね。布団持ってくるから、Aももう寝な。ほら、ユナも部屋行こう。」
記憶が残っていた私は、
翌朝、
二日酔いの頭を抑えて
先輩に謝り倒した。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 塩さん» はい！塩さんのとっても面白いですよー！また、新作楽しみにしていますので！ (2018年1月2日 20時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» 先ほどもコメントさせてもらったのですが、久しぶりにロングインしたのでどちらもお返事遅くなってすいません！こっちも読んでいただけたんですね(T-T)ありがとうございます(T-T) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 二人とも幸せになってよかったねぇ(T ^ T)泣きそうでした！ (2017年12月24日 1時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - たるぎ。さん» 初めまして！読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます(/ _ ; )癒しだなんて、ありがたきお言葉です〜！！(T ^ T (2017年4月11日 13時) (レス) id: bba33da31b (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ。(プロフ) - 塩さん、初めまして！こちらのお話オススメされて読んでみましたが、もうそれはそれはいちいちツボを突いてきてキュンキュン止まりませんでした…癒しをありがとうございましたTT (2017年4月10日 11時) (レス) id: b395b0233c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2016年7月25日 22時
