80話 ページ33
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最近、セフンくんの
私に対する態度…
というか、距離が少しだけ変わった。
SE「ひゃはははっ」
テレビを見ながら楽しそうに笑うセフンくん
の、顔が
何故か私の肩に乗ってる。
「セフンくん、ちょっとトイレ。」
SE「え〜、」
わかりましたよって、
渋々私の肩から離れた。
バタン。
…………………………………………………。
どうしよ。
いや、わかってる。
ギョンスに会った日の夜から、
確実にセフンくんが変わったってことは。
お酒のせいもあったし、
私にくっついてきた
セフンくんを受け入れてしまってから、
セフンくんの距離がどんどん近くなってきてる。
ふぅ〜、
と深呼吸をして、
リビングに戻った。
少し間隔を開けて座ったけど、
ススス、と近づいて、
また定位置に顔を乗せるセフンくん。
距離の他にもう一つ、
変わったこと。
それは、
SE「Aさん、いい匂いする〜」
「セフンくん、絶対酔ってるでしょ。」
セフンくんが本当に晩酌に付き合ってくれるようになったこと。
SE「まだ大丈夫ですよ。俺、もう一本飲もうかな。」
「じゃあ、私も。」
SE「とってきますね。」
「ん、ありがと。」
あー…顔が熱い。
セフンくんが、
離れたのを見計らって、
顔をパタパタ仰いだ。
SE「ねえ、Aさん。」
「なあに？」
ビールを一本私に渡しながら、
SE「そろそろ…」
「ん？」
SE「あー…俺、やっぱりシャワー浴びてきます。」
「あ、うん。」
SE「上がったら、また話します。」
なんだろう。
「セフンくん、そろそろって言ったよね…」
そろそろってことは…、
なんとなく察しがつく。
SE「Aさん、…あれ？」
セフンくんが出てきた時
なぜだか咄嗟に寝たフリをしてしまった。
私ってサイテーだ。
SE「寝ちゃったんだ…しかたないな。」
わ、どうしよう。
横になっている私をセフンくんが
ひょいと抱き上げた。
そのまま部屋まで運ばれて、
優しくベッドの上に私の体を置いた。
ギシ…
目をつむったままでも、
セフンくんが私の隣に座ったのがわかった。
心臓が跳ね上がる。
SE「Aさん…俺ね」
セフンくんが私の髪に指を通す。
SE「やっぱり、ただの同居人のままじゃ嫌です。」
そう呟いて、
そっと私の頬にキスをした。
「ねぇ…、セフンくん…」
SE「っ、…起きてたんですか？」
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 塩さん» はい！塩さんのとっても面白いですよー！また、新作楽しみにしていますので！ (2018年1月2日 20時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» 先ほどもコメントさせてもらったのですが、久しぶりにロングインしたのでどちらもお返事遅くなってすいません！こっちも読んでいただけたんですね(T-T)ありがとうございます(T-T) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 二人とも幸せになってよかったねぇ(T ^ T)泣きそうでした！ (2017年12月24日 1時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - たるぎ。さん» 初めまして！読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます(/ _ ; )癒しだなんて、ありがたきお言葉です〜！！(T ^ T (2017年4月11日 13時) (レス) id: bba33da31b (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ。(プロフ) - 塩さん、初めまして！こちらのお話オススメされて読んでみましたが、もうそれはそれはいちいちツボを突いてきてキュンキュン止まりませんでした…癒しをありがとうございましたTT (2017年4月10日 11時) (レス) id: b395b0233c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2016年7月25日 22時
