77話 ページ30
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SE「美味しいです。」
「そう？よかった。」
ギョンスの言う通り、
今日のメニューはカレーにした。
SE「Aさん、」
「ん？」
SE「いつもよりペース早くないですか？」
「え？」
SE「ビールのペース。」
「え、そうかな…」
SE「早いですって。なんかありました？」
「…何にもないよ。」
SE「本当に？」
「…うん。本当に。」
そう言いながら、
グビグビとビールを飲み干した。
何で、ギョンスは
今日あんな所に居たんだろう…
ぼーっと考えながら
プシュッと
更に一缶開けた。
SE「俺も飲もうかな。」
「え！珍しいね。」
いつも晩酌なんてしないのに。
「気使わないで、チョコえもんにしときなよ〜」
SE「俺が付き合いたいんです。」
そう言って、
冷蔵庫からビールを取り出したセフンくん。
「じゃあ、乾杯。」
ビールを一口飲んで、
うぇって顔してる。
「あはは、無理しなくていいのに〜」
SE「無理してませんよ。」
嘘つき。
だって、眉をしかめて飲んでるじゃん。
でも、
「なんかいいね。」
SE「え？」
「んー…、ここ最近はいつも一人で飲んでたからさ。」
誰かとこうして、
お酒を飲めるってやっぱりいいな。
SE「…そんなこと言われたら毎日飲みますよ。俺。」
「えー、それは困るよ。寝ちゃったら誰が運ぶの〜」
なんていいながら、
本当はちょっと嬉しかった。
SE「その時は、その時ですよ。」
「あはは、何それ〜」
くだらない話をしながら、
セフンくんが一缶飲み終わる前に、
私は、すでに5本目のビールに手をつけていた。
SE「本当に今日、飲みすぎてませんか？」
「ん〜〜、いいのいいの。飲みたい気分なの。」
SE「心配だな〜。」
「平気だって〜〜」
SE「じゃあ、これ何本ですかー？」
ピースしながら、
私の目の前で手を振ってる。
「二本でしょう〜、わかるってば〜」
ならいいですけどって、
ソファの上に体育座りしながら、チビチビ飲んでる。
もうぬるくなって美味しくなさそう。
セフンくんの様子をぼーっと見て、
頬杖つきながら、
そんなどうでもいいことを考えていた。
それなのに、
ギョンスの事が頭から離れない。
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 塩さん» はい！塩さんのとっても面白いですよー！また、新作楽しみにしていますので！ (2018年1月2日 20時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» 先ほどもコメントさせてもらったのですが、久しぶりにロングインしたのでどちらもお返事遅くなってすいません！こっちも読んでいただけたんですね(T-T)ありがとうございます(T-T) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 二人とも幸せになってよかったねぇ(T ^ T)泣きそうでした！ (2017年12月24日 1時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - たるぎ。さん» 初めまして！読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます(/ _ ; )癒しだなんて、ありがたきお言葉です〜！！(T ^ T (2017年4月11日 13時) (レス) id: bba33da31b (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ。(プロフ) - 塩さん、初めまして！こちらのお話オススメされて読んでみましたが、もうそれはそれはいちいちツボを突いてきてキュンキュン止まりませんでした…癒しをありがとうございましたTT (2017年4月10日 11時) (レス) id: b395b0233c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2016年7月25日 22時
