72話 ページ25
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セフンくんとの生活が始まって、
しばらく経った。
相変わらず何にもできなくて
いつもセフンくんに迷惑かけちゃうけど、
それでもギョンスといる時よりは
進んで家事もしてるし、
少しは自立できてるかな…
BH「で、同棲の方は順調なわけ？」
社食でベッキョンが
いつもの調子で声を張って聞くから、
喉を詰まらせて、ゴホゴホと咳き込んだ。
「ちょっと、あんまりおっきい声でそうゆうこと言わないでよ。それに同棲じゃないってば！周りに知れて、変な噂がたったら面倒くさくなるだけじゃん！」
SE「まだそんなこと言ってるんですか。俺は別に気にしないのに。」
「あのねえ…セフンくんさ、君は自分の人気を全然わかってない！」
SE「はいはい。これ、もういいですか？」
「え、あ、うん…ありがと。」
食べ終わった
自分のトレーと、私のトレーを
すっと持ちあげて、
席を立ったセフンくん。
SE「じゃあ、俺先に戻ります。」
BH「お〜い。セフナ、俺のも持ってけよ！」
SE「二個が限界ですって。」
ベッキョンをサラッとあしらって
背中を向けたかと思うと、
くるっと振り向いて、
SE「あ、Aさん。夕食何がいいですか？今日は俺が作る日だから。」
って、声を大にしてセフンくんが言った。
それと同時に周りが少し騒つく。
「な、なんでもいいよ…」
たどたどしく答える私を見て、
ニヤって笑ってるから
これは絶対に確信犯だ…
BH「あはは、あいつ絶対わざとじゃん。」
「…私もそう思う。」
一緒に暮らして思ったけど、
セフンくんてこうゆう子供っぽいところあるよな。
誰かに何か聞かれても
しらばっくれるしかない。
BH「Aは、実際どうなの？」
「う〜ん…やっぱりさ、ルームシェアと言えど、告白されてて一緒に住んでるわけだし、ちゃんとそうゆう風に考えなきゃって思ってる。」
思っては…いる。
これで、何の気もありませんてなんて
普通に考えて、無神経すぎるし…
「あっ、でもセフンくんに余計なこと言わないでね！まだまだ気使ってるし…それに」
BH「それに？」
「なんかさ、何でも私に合わせてくれて、正直申し訳なくなるって言うか…すごく尽くしてもらってるんだけど…、それをまだ素直に受け入れられないって言うか…」
私がどんなに失敗したって、
いつも笑って許してくれるセフンくんに
好意ってよりも、
申し訳なさが積もって行く。
本当に、こんな女でいいのかな？って…
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サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 塩さん» はい！塩さんのとっても面白いですよー！また、新作楽しみにしていますので！ (2018年1月2日 20時) (
レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - サト丸21号地球防衛軍さん» 先ほどもコメントさせてもらったのですが、久しぶりにロングインしたのでどちらもお返事遅くなってすいません！こっちも読んでいただけたんですね(T-T)ありがとうございます(T-T) (2018年1月2日 2時) (レス) id: 9c6b488e98 (このIDを非表示/違反報告)
サト丸21号地球防衛軍(プロフ) - 二人とも幸せになってよかったねぇ(T ^ T)泣きそうでした！ (2017年12月24日 1時) (レス) id: 6ff5bc848a (このIDを非表示/違反報告)
塩(プロフ) - たるぎ。さん» 初めまして！読んでいただいた上にコメントまでありがとうございます(/ _ ; )癒しだなんて、ありがたきお言葉です〜！！(T ^ T (2017年4月11日 13時) (レス) id: bba33da31b (このIDを非表示/違反報告)
たるぎ。(プロフ) - 塩さん、初めまして！こちらのお話オススメされて読んでみましたが、もうそれはそれはいちいちツボを突いてきてキュンキュン止まりませんでした…癒しをありがとうございましたTT (2017年4月10日 11時) (レス) id: b395b0233c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩
| 作成日時：2016年7月25日 22時
