夢主が何かするだけされるだけ【2】 ［Undertale］ ［Undertale AU ］

今度こそ…！ ページ17

来てしまったようだ。あの、何かをしないと出られない部屋かヤンデレ部屋に。

だが、ここにはAの姿しか見当たらな…




「お。なんだbruh、Aもいたんらなぁ。」




そう背後から声をかけてきたのはエピックだった。…クッキーを食べている。…ずっともぐもぐしている。




「bruh、そうら。Aはもう、…ん…っ、見たか？」




もぐもぐしながらAに訊く。Aは何の事だと聞き返した。

…お題か？…何かしないと出られない部屋なのか？




「ほら、これ。ここから出るための条件みたいなもんらしいな。」


「ハグしろって。」




そう言いながらエピックは紙切れを差し出した。そこには紛れもなく『ハグをしないと出られない部屋』と書いてあった。…随分と乱雑な字だ。




「どうやらほんっとうに出られないみたいだな。bruh、どうする？」




そう言われても。

…でもこれチャンスなのではないだろ





ﾌﾞｫﾝｯ






目の前にブラスターが現れた。

…まさか







「ま俺には関係無いんだけどな。」






……





「いやー、やっと出られたなぁー。っはー、腹減った。クッキーでも食うか。Aも食ってくか？」




Aは心底穏やかに頷いた。


結局あの部屋は素晴らしいほどに跡形もなく消え去ってしまった。



穏やかに頷いたAが英雄の強さを再認識した事は、言うまでもないだろうな…












ーーーー


でかい缶詰に入ってるクッキーって少ししょっぱくないですかね(唐突)



…俺だけですか？

…！→←チョコ

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