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伊野尾side




一刻も早く大ちゃんに謝らなきゃ。

そう思いながら学校中を探す。



屋上を見ると、壁に寄っ掛かりながら涙を必死に拭う君がいた。







伊野尾「、大ちゃん!」

有岡「伊野、ちゃん…」



駆け寄るとまた目に涙がたまっていく。

俺も泣きそうになって、咄嗟に抱きしめた。


伊野尾「っ大ちゃん。
ごめん。ほんとに、ごめん、ね」



大ちゃんは何も言わずに、俺の胸に顔を押し付けている。




伊野尾「俺がバカだった。
辛い、思いさせて、ごめんね。
大ちゃんの隣にいるのが当たり前だと思ってた。

でも違うんだね。
大ちゃんが俺を選んでくれたからできることなんだ。

だからっ…俺、


俺、大ちゃんがいないと、っダメ、みたい…」






有岡「俺も、伊野ちゃんがいない、とやだ。
伊野ちゃんの気持ち考えずにひどいこと言っちゃった…。ごめっ、ね。」




顔を上げると涙でぐしゃぐしゃになった大ちゃんの顔が目の前に。

きっと俺凄い顔してそう。


涙を親指で拭きとると同じように大ちゃんも俺の涙を拭きとる。




そして静かに唇を合わせた。

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有岡love.しおりん(プロフ) - あんこ(ろ)餅さん» ご指摘ありがとうございます。以後気を付けるようにしますね(・ω・)/ (2017年5月19日 17時) (レス) id: 27c950b8de (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(ろ)餅 - オリジナルフラグを外してください。違反報告の対象になりますよ (2017年5月19日 16時) (レス) id: db0d61df1d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:有岡love.しおりん | 作成日時:2017年5月16日 20時

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