51 ページ14
伊野尾「うそ。大ちゃんは大丈夫なんかじゃない。
辛かったら言っていいんだよ。
大ちゃんが泣き止むまでずっとそばにいるから。
俺ができることならなんでもするから。」
有岡「……なん、でも?」
伊野尾「うん。なんでも。」
有岡「じゃあ、
.
.
.
消毒、して、?」
伊野尾「へ?」
え?まって。
消毒って、俺が大ちゃんにキスする、ってこと?
有岡「ぁ、嫌だったら、いい、んだけど。」
伊野尾「え、あの、全っ然嫌じゃないよ?
むしろ、嬉しいっていうか、。
でも、俺で、いい、の?」
有岡「伊野ちゃん、がいい。」
このときは頭がパニクって、なんて言ったのかもあやふやだけど、
大ちゃんが「伊野ちゃんがいい」って言ったときの顔は鮮明に覚えている。
今にも涙が溢れそうなクリクリの目と、赤く染めた頬、プルンとした唇。
一瞬のうちに心臓を打たれ、
誰も来なさそうな路地裏に連れていき、
大ちゃんの後頭部を手で支えながら
.
.
.
.
.
優しくキスをした。
161人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「学パロ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
有岡love.しおりん(プロフ) - あんこ(ろ)餅さん» ご指摘ありがとうございます。以後気を付けるようにしますね(・ω・)/ (2017年5月19日 17時) (レス) id: 27c950b8de (このIDを非表示/違反報告)
あんこ(ろ)餅 - オリジナルフラグを外してください。違反報告の対象になりますよ (2017年5月19日 16時) (レス) id: db0d61df1d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:有岡love.しおりん | 作成日時:2017年5月16日 20時