始末屋の非日常 2 《JW》

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ノゾムside









ノゾム「 …目の下、クマできてるやん 」









リュウセイ「 あんま寝てへんくて 」









珍しい。









俺の為に？そう思ったら嬉しくて、思わず頬を緩める。









トモヒロ「 ノゾム〜…ぁ、リュウセイもおはよう 」









手に何らかの薬を抱えてやってきたのはトモヒロ。









ノゾム「 ありがとう 」









トモヒロ「 お礼ならリュウセイに言ったって？付きっきりで面倒見てくれたんやで 」









ノゾム「 ありがとう 」









リュウセイ「 …うん 」









少し顔を赤く染めてて、何やねん。









可愛いとこあるやん。









トモヒロ「 傷口見せて？毒抜くの大変やったんやからな？ 」









ノゾム「 ん、ありがとう 」









トモヒロ「 まあ俺の手に掛かれば全然やったけどな 」









包帯を解きながらドヤ顔してくる。









こっちにも可愛い奴いたわ。









トモヒロ「 リュウセイ朝ごはん食べてきいや、何も摂ってないやろ？ 」









リュウセイ「 ん、そうする 」









また来るわ、そう言いってフラフラと出て行った。









室内には俺とトモヒロの2人だけ。









トモヒロ「 しばらく力も入らへんと思うし、無理に動かさんで 」









ノゾム「 わかった 」









テキパキと動く様子を見て、まるでお母さんみたい。









トモヒロ「 あ、お腹すいてるやんな。朝ごはん持ってくるな？ 」









ノゾム「 ごめん、ありがとう 」









ぽんぽん、と頭を撫でられてそのまま部屋を出て行った。









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