貴方専用セラピスト【赤】

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Aside









ダイキ「 すいません、ちょっと狭いですけど 」








A「 いえ… 」








促されるまま待合室に通される。








待合室、と言っても私が居るのはビルの中に併設された部屋、








ワンルームで完全に個室状態。








部屋は暗くて少し光る間接照明がオシャレ。








目の前にはふかふかの敷布団が。








…え、これ本当にマッサージ？








…いやいや、亜子ちゃんに限って変なお店を予約するわけがない。








ダイキ「 緊張しますよね 」








A「 すいません… 」








ダイキ「 いえ、ウェルカムドリンク何にされます？」








A「 じゃあ…ハーブティーで 」








ダイキ「 ほーい 」









部屋に置かれたアロマキャンドルがいい匂い。









ふわっと私の前を通ったダイキさんも、柔らかい匂いがした。









ダイキさんが奥に行った所で、改めてこの状況を飲み込む。








こんな密室で男性と2人でだなんて…大丈夫なんだろうか。









ちゃんとホームページ見とけば良かった…。








A「 …亜子ちゃんめ… 」








ダイキ「 どうかしました？ 」








A「 へ？あ、いや…大丈夫です 」








ダイキ「 ハーブティーです。じゃあ早速、今日の施術内容の確認をさせて頂きますね 」







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