貴方専用セラピスト【赤】

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Aside









胸に付けられたプレートには






" ジュンタ " の文字。






この人…。






と、私の視線に気づいたのか彼は少し微笑んで






ジュンタ「 初めまして。BigDipper、オーナーのジュンタです 」






A「 ダイキさんが、よくジュンタさんにちょっかいを出してるって聞きました笑 」






ジュンタ「 彼奴…要らん事言いやがって 」






A「 仲がいいんですね 」






ジュンタ「 まあ、そうやな笑 」






笑うと八重歯が特徴的。






きっと皆から頼りにされてるんだろうなって、なんとなく思った。






ジュンタ「 Aさんは？何でダイキの事指名したん？ 」






A「 えっと…友達が勝手に指名しちゃって…それでって感じです 」






ジュンタ「 はは、なるほどな 」






ダイキ「 ちょっとー俺のお客さんに何してんの 」






ジュンタ「 シゲが放っておくからやろ 」






ダイキ「 ごめんやん、Aさん行こ？ 」






A「 はい、ありがとうございましたっ 」






ジュンタ「 いえ、今度は俺の事指名してな？損はさせへんよ 」






A「 っ… 」






ふわりと大きな手が頭を撫でる。






びっくりして固まっていると、片方の腕が引っ張られて誰かの胸に埋まる。









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ダイキ「 …俺のに手出すな 」









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